手段と目的がすり替わっていませんか?

  移動空間 中野智行 SPECIAL
中野智行 SPECIAL

移動空間コンサルティング

株式会社 移動空間研究所 代表取締役 中野智行

金融業界で10年以上活躍、お金に関する知識や富裕層の思考回路に精通。縁があってタクシー業界に携わる中で、この異業種に対する違和感と、一方で組み合わせの大きなチャンスを発見。移動や運搬のビジネスモデルに、金融的発想と富裕層をつかむビジネス展開をすることで、タクシー業界にあっても年収3千万円を突破させることができる独自方式を開発。周囲のタクシー関係者から「売り上げる方法が一変した」「働き方が180度変わった」「利益が大きくでるようになった」など、評価が高く、日本のタクシー業界を一新するべく、専門コンサルタントになることを決意。鋭意活動中。


待っていたらお客がくるのは大間違い。

この事は常に私自身が強く感じている所です。

この思考を変えればスゴイ事になると予感しているからです。

なぜならば誰もやらないから・・・

会社の規模が大きい所が有利なのか?

必ずしもそうとは言えません。

今の時代では、変化のスピードが早い世の中です。

スピードの早い会社が成長しているのです。

周りをみても今、成長している企業で10年前に名前も知らなかった企業は沢山あります。

これまでのタクシービジネスでは、台数を増やすのが収益に繋がると考えられていました。

これからはどうだろうか?

果たしてそれで勝負できるのか?

これまでの常識を疑う事から新たな新戦略は見えてくるのです。

ところが、そんなことは百も承知だ!!

と言っていても中々実際の行動が伴わないのも現実です。

手段と目的が入れ替わってしまうことがあるのです。

一生懸命目の前の仕事に取り組んでいて、気付いたら手段と目的がすり替わっているということがあるのです。

今と昔ではだいぶ状況が変わりましたが当時20年位の前の話ですが、営業の世界では数字がすべてです。

今でもそれは変わりませんが、当時は今よりもかなり荒っぽい所がありました。

目標達成の為には、朝早くから夜遅くまで働くのは当たり前でした。

またテレアポでもアポイントが取れなければ、上司からは激しく罵倒されて、取れるまで仕事が終わらず夜遅くになるというのが日常茶飯事です。

その中で、どうしても皆、目先の欲求に走りアポイントが取りやすい見込み客を集めることに夢中になるのです。

その結果どうなるか、当然のことながら契約にはつながりません。

その場は確かに上手に取り繕うことができますが、最終的な結果につながらないのです。

要するに目的は契約なのですが、その目的と手段が入れ替わってしまっているのです。

アポイントを取ると言う事は、契約を取る為のあくまでも手段なのです。

しかしそれが早く帰りたい。

上司から罵倒されたくない。

そのことから逃げていて結果1月後には契約がゼロと言う悲惨な状況に陥るのです。

なぜこのようなことになるのか?

私自身は当時、恥ずかしい話ですが、色々と転職もしていて、多くの営業会社を見てきたので、なぜかどこもこの様な会社が多い事に気付きました。

ある種、パンチドランカーのようでした。

皆、朝から晩まで擦り切れるほど働いて思考能力も低下しているのです。

私は、そんな中で、俯瞰的に物事を見れたのは、当時、色々な会社を見ていたからです。

そこで、気が付いて目先の仕事に追われるのではなく、目的に目を向けようと考えました。

そして、アポイントの為のアポではなく契約の為のアポを取ることを考えたのです。

アポイントのアポとは、しっかり約束が出来ていないが為に訪問したら不在とか、話をしても結局、お金もなく契約に至らなかったりという始末です。

そうなることのないように皆が敬遠している客層や、手間がかかり、面倒だけど効果のあるやり方をみつけたのです。

それを実践したところ、営業ではトップセールスになりました。

これは私自身に実力があったからと言う訳ではありません。

皆がそのことに気付かずに盲目となっていたからです。

けっして難しい事でもありません。

私がこの経験から学んだことは、ライバルのいない市場をみつけ勝負する事、そうすれば、会社の規模や実力に関係なく勝利できる。

皆、頭ではそんなことは、当たり前だ。

わかっているというのです。

でもやっていることは、手段にひたすら夢中になっているのです。

結局はそのことに気付いて、行動した一部の人だけが大儲けするのです。

ウォルト・ディズニーは10人に意見を聞いて、10人全員がNOと言ったアイデアに投資をするのです。

普通では考えられませんよね。

私が知っている何百億の財産を築いた方もそういう方でした。

いわゆる変人です。

チャンスに気付き行動するか、しないかという事です。

タクシー業界においても輸送人員が減っている、将来が不安という懸念の中で、何にどう取り組むのか?

俯瞰的に考え業界の常識に捉われずに手を打つことが出来れば、明るい未来に取り組めるのではないでしょうか?

チャンスを見つけ行動するには、目の前の手段に捉われずに俯瞰的に見ることです。

忙しい日々の中、目先に捉われてばかりで、手段と目的がすり替わってしまっていることに気付かないと増々、深みに嵌っていきます。

今の世の中はスピードが早いのです。

油断してるとあっという間に取り残されてしまいます。

 


移動空間ビジネスの視点
中野智行

移動空間コンサルティング

株式会社 移動空間研究所代表取締役

中野智行

執筆者のWebサイトはこちら https://www.movslab.jp/

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