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発想力の高い店舗・低い店舗

  ロードサイド店の繁盛経営 三上康一 SPECIAL
三上康一 SPECIAL

ロードサイド店の繁盛経営コンサルティング

株式会社ロードサイド経営研究所 代表取締役 三上康一

長年ガソリンスタンドの現場で辣腕を振るって業績を向上させ、その経験を活かして60のロードサイド店舗の戦略を立案したコンサルタントが繁盛するロードサイド店舗に共通する戦略をお伝えする特別コラム。


以前のコラムで「イエス・ノーで答えられない質問」を投げかけることでベテランスタッフを戦力化させることを述べました。

これは、回答がイエス・ノーに限定されず、幅広い回答ができるため、オープンクエスチョンと呼ばれる質問方法ですが、主に5W1Hを意識した質問となります。例えば、以下の質問です。

  • あなたが遅刻をしないために私ができることは何(WHAT)ですか
  • POPはどこ(WHERE)に掲示するべきと思いますか
  • なぜ(WHY)大量に売れたと思いますか
  • いつ(WHEN)イベントを実施するべきと思いますか
  • 誰(WHO)とペアを組んだらうまくいくと思いますか
  • このツールをどのよう(HOW)に活用したいと思いますか
 

オープンクエスチョンは、考えないと答えが出ませんので、発想力を用いてアイデアを引き出したい場合や、コミュニケーションを深めたい場合に有効です。

これに対して、回答がイエスかノーに限定されるクローズドクエスチョンという質問方法があります。例えば、以下の質問です。

  • 遅刻したら罰金を課すべきですか
  • POPは掲示するべきですか
  • 安くしたから大量に売れたと思いますか
  • イベントを実施するべきと思いますか
  • ○○君とペアを組んだらうまくいくと思いますか
  • このツールを活用したいと思いますか
 

このようにクローズドクエスチョンは、質問する側がアイデアを付加し、投げかけますので、答える方は、考えなくても答えることができます。そこで、確認をとりたい場合などに有効です。

ロードサイド店舗では、販売のために様々なアイデアを駆使し、POPや看板、チラシといった販促ツールを作成します。その際に、経営者や店長のアイデアだけで進めるよりも、広く店舗のスタッフからアイデアを集めることは、とるべき選択肢が増えることになります。

選択肢は少ないよりも多い方が良いわけで、そのためにも、回答に発想力が必要なオープンクエスチョンを駆使することが重要となります。ただし、この質問方法は、知識・経験が多くない新人スタッフが回答するには荷が重いため、おのずとクローズドクエスチョンが主体となっていきますが、以下のようなクローズドクエスチョンにオープンクエスチョンを組み合わせる方法も一考です。

 「分かりましたか?」

 「はい」

 「何が分かりましたか?」

なお、以下にオープンクエスチョン・クローズドクエスチョンのメリット・デメリットをまとめましたので参考にしていただければと思います。

 

 


ロードサイド店の繁盛視点
三上康一

ロードサイド店の繁盛経営コンサルティング

株式会社ロードサイド経営研究所代表取締役

三上康一

執筆者のWebサイトはこちら https://roadside.co.jp/

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