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ホームページに社長の顔写真が掲載されている店舗が繁盛する理由

  ロードサイド店の繁盛経営 三上康一 SPECIAL
三上康一 SPECIAL

ロードサイド店の繁盛経営コンサルタント

株式会社ロードサイド経営研究所 代表取締役 三上康一

長年ガソリンスタンドの現場で辣腕を振るって業績を向上させ、その経験を活かして60のロードサイド店舗の戦略を立案したコンサルタントが繁盛するロードサイド店舗に共通する戦略をお伝えする特別コラム。

■ホームページは第2の名刺

ある懇親会に参加する機会をいただき、開宴前に多くの方と名刺交換をしました。引きも切らずの名刺交換に応じざるを得なかったため、名刺交換をしても名前と顔が一致しなかったわけですが、特定の方だけは名前と顔が一致しました。その方々の共通点は、名刺に顔写真を掲載している、ということでした。

文字情報だけでなく、視覚情報を組み合わせることにより、相手に自分を印象づけることが可能となります。文字だけでなく更なる情報を提供するという情報開示の姿勢が重要ということです。

そして、企業のホームページは第2の名刺と捉えることができ、ホームページに顔写真を入れるということは、情報開示に前向きな姿勢をアピールすることができます。

■更なる情報開示の姿勢をアピールするには

先日、ある洋菓子店の経営幹部数名とご面談した時に、社長だけでなくそこで働くスタッフの写真もホームページに掲載して情報開示に積極的である姿勢をアピールしましょう、というご提案をしたところ、「集合写真ではだめですか」というご質問をいただきました。

その店舗で働くひとり一人が丁寧に紹介されている店舗のホームページと、集合写真でお茶を濁す店舗では、情報開示の姿勢が全く違う、ということを申し上げたのですが、写真を掲載することが目的ではなく、当店はオープンなお店ですよ、という姿勢をアピールすることが目的ですから、集合写真ではその姿勢は弱く映ってしまうのです。

■情報開示に積極的な店舗は様々なアイデアが湧き出る

一般に、情報開示に積極的な経営者は、対外的な情報開示だけではなく、対内的にも情報開示が積極的です。

ハーバード大学での成人学習に関する研究には、職場において、大半の人が自分の弱さを隠すことにエネルギーと時間を費やしているという論述がありました。

組織のトップが、自分の弱さを隠すことに多くのエネルギーと時間を費やしていると、部下も同じことをするようになり、結果として風通しの悪い組織になってしまいます。

反面、組織のトップが自分の弱さをオープンにすることは、部下は自分の弱さを隠す必要性を感じなくなり、組織の風通しは良くなります。結果として、部下は思いついたアイデアをどんどん発信するようになり、そのアイデアがアイデアを引き出し、どんどん新たなアイデアが湧き出るようになります。

名刺やホームページに経営者の顔写真を掲載することは、組織の風通しの良さにつながる可能性を秘めているのです。ただし、単純に写真を掲載することよりも、情報開示の姿勢があってここそ風通しが良くなることは言うまでもありません。

ロードサイド店の繁盛視点
三上康一

ロードサイド店の繁盛経営コンサルタント

株式会社ロードサイド経営研究所代表取締役

三上康一

執筆者のWebサイトはこちら https://roadside.co.jp/

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