リノベ的マンション竣工図考(1)
ずっと木造戸建て住宅の仕事をしていたので、マンションリノベーションに携わることになって初めてマンションの『竣工図』というものを手に取ることになりました。 『竣工図』とは、工事中に発生した設計変更などをもとに設計図を修正し、実際に竣工した建物を正確に表した図面のことで、将来...
ずっと木造戸建て住宅の仕事をしていたので、マンションリノベーションに携わることになって初めてマンションの『竣工図』というものを手に取ることになりました。 『竣工図』とは、工事中に発生した設計変更などをもとに設計図を修正し、実際に竣工した建物を正確に表した図面のことで、将来...
初めての場所に行った時に、昨今の時世にもかかわらず意外と新築現場を目にします。 それは、どうしても気になってしまう。「職業病」的なものかもしれません。 「どうしてこんなふうに建てたんやろ?」「自分ならどのように提案するやろ?」 そうして長年気にしてきたので、ついつい目が行...
「今後ますます集客が大事になりますねー…」── 先日当社の個別相談を受けられた方が、相談の冒頭でこうおっしゃいました。 コロナで人が動かない時代だからこそ、集客をしっかりやって自分の商売に人を呼び込まないといけない、との考えられた上でのご発言でしたが、実は当社ではこれとは...
■顔半分が見えないので、見えにくく伝わりにくい 「なんか不機嫌?」「ちょっとコワい」「怒っている?」―――と言われたことがある人は、要注意です。 マスクをつけて、外出する、人と会うことが、今では日常となりました。 マスクをすると、顔の半分が見えなくなります。相手の表情...
世の中にSDGsが紹介されてから5年、あるべき社会の姿を示したその役割もだいぶ定着してきました。他方で社会の持続可能性を本気で追求するための線引きも着々と準備が進んでいます。今や虹色のバッジをつけていれば済む時代ではなく、経営者自らが覚悟を決めて対応しないことには明日のビ...
世の中にSDGsが紹介されてから5年、あるべき社会の姿を示したその役割もだいぶ定着してきました。他方で社会の持続可能性を本気で追求するための線引きも着々と準備が進んでいます。今や虹色のバッジをつけていれば済む時代ではなく、経営者自らが覚悟を決めて対応しないことには明日のビ...
いよいよ緊急事態宣言が全面解除され、東京ではステップ2に移行しました。在宅勤務から出勤が段階的に増えるなど、しだいに職場や街中にも人が増えてきています。とはいえ、コロナ前の状況に戻るわけではなく、私たちはコロナ感染とその拡大の不安を常に抱えながらこれまで以上に自己予防に努...
英語だとHuman resourcesと呼ばれる人的資源は、日本語では一般的に人材と言われています。資源も材も、消費されるイメージの強い言葉だと思います。専門用語だと「経営資源の配分」だとか、「人材配置」という言われ方もしますが、それこそますます人をモノと同列に論じる考え...
新型コロナウィルス感染拡大防止で、いよいよ非常事態宣言も出される中で、不要不急の外出の自粛要請が出されるなど、ここ数週間で「当たり前のこれまでの生活」が送れない状況になっています。 自宅待機の中、様々な情報に触れることで、かえって「不安」が増大している人もいます。当たり前...
「どうして社員は他の社員の昇給金額に、こんなにも関心を持つのですか?」 人事制度をつくるときにしばしば経営者からこのようなお問い合わせがあります。これは社員に対する経営者のある問題ある一言が原因です。その経営者の驚きの一言とは何か。それは 「頑張った社員にはたくさん昇給す...