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横店舗展開ひとつで大きく変わるチェーン経営とは

  個店力最大化 伊藤稔 SPECIAL

先生、好調店のやり方を マネしてやりなさいと言ってるんですけど、どうもうまくいかないんです。

先日セミナーに参加された、経営者からのご相談です。

――――目立つ店を作りたいのですか? それとも 儲かる店を作りたいのでしょうか?

いい売場は売れると思うのですが・・・

売れていくチェーン、稼ぐチェーン経営の共通点は、個店の強みや特徴を 全店にひろげる仕組みがあるということです。

見た目の好事例は、人海戦術によってつくられたものが多く、いわば特定の人にしかできない、人についた仕事のやり方を繰り返しています。

よく勘違いされるのが、伊藤の提唱する個店力最大化というのは「見た目がすごい」とか「特別な売り方」とか「提案型の売場」・・・といった、単なる外見的なものと思われる方がいるのですが、実は全く違います。

むしろ、儲かっているチェーンほど、表から見えるとこでは、ほとんどなにもしていません。

大変失礼ながら、「え、この会社本当に儲かっているの」と思われるくらいです。

いうなれば、チェーン店として、「外からマネ出来ない所で マネできないレベルを発揮し続けていく」といった考えがその根底にあります。

例えば、外からマネすることのできない、代表的なもののひとつに「作業指示書」があります。まず、これを導入していくには、1つ目の実験店ができたら、それと同じ手順で、2つ目の店もつくって、いくことになります。

しかし2店舗目は、実験店とは目的が変わり、今後3店、4店と短期間で作っていくつくっていくためのロールモデル(お手本)をつくることとなります。

この違いを理解してないと、1店できたんだから、それを波及させればいいとか、その基準値を他で使い回ししてやれば、といった、せっかちなやり方でやってしまうと、一時的に数店舗はできても、全ての店に、浸透させていくことは難しくなります。

理由は、「未知の経験は、高い壁に遮られ、口頭指示だけでは動けない」からです。

「それが出来ないから、困ってるんですよ」という声が 聞こえてきそうですが、こうしたことを考えるとき、どうやって広めていくかというと・・・「高い壁を全方位で囲む足場を組んで、全てを知ることからやっていく」ということです。

大事なことは「自社の社員が、実測と経験に基づき、そのマニュアルを作りあげていく」という点です。このようにしてできたロールモデルであれば、各自が考えた経験に基づいているため、再現性が高いものとなります。

また、企業の特徴が多く反映されるため、他社にマネされにくいという利点もあります。

横展開力を高めるためには、戦略的に人時を活用し、成長し続ける仕様に変えていくことが必須となります。

取り組みが進むごとに その核心部分が見え始めると、それまで疑心暗鬼であった、プロジェクトの空気が澄んでいく感じがします。

実際に、私が関わった多くの経営者が、今はそういった手法で次々と結果を出されています。

さあ、貴社にも実践することは十分可能です、次に飛躍をするのはあなたの番です!

 

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