第72号:自分の得意な市場選びができるかでビジネスの成功確率の8割が決まる

  ミッションマーケティング 佐治邦彦 SPECIAL
佐治邦彦 SPECIAL

ミッションマーケティングコンサルティング

株式会社サンアスト 代表取締役 佐治邦彦

これまで500社以上の支援から編み出した、顧客満足と収益の最大化を、同時に実現していく独自の手法「ミッションマーケティング」の創始者。飲食店、ホテル、住宅関連、サービス業、学習教育企業…など、お客様思考がなかなか利益につながらずに悩む経営者に、収益をもたらし大きな成長を実現させるコンサルタントとして評価が高い。


先日、ある経営者の方から「これからの時代、ビジネスは何が成功するのか」という質問を受けました。
今後の日本の市場を考えれば「高齢化市場」や「インバウンド市場」は、まだまだ伸びるものと予測されます。また、AIやドローンの市場も飛躍的に伸びることが予想されています。

しかし、そこでよく考えていただきたいのが、伸びる市場でビジネスをすれば成功するというものではないということです。むしろ、伸びる市場ほどビジネスで成功することは非常に難しいのです。
なぜならば、伸びる市場ほど市場に参入する企業も増え、成熟化するスピードも速くなります。あっという間に競合が増えて価格競争になってしまいます。

したがって、これからの時代は自社にとって最も有利な市場で戦うということが大切なのです。

それではどんな市場が有利なのか。それはお客様の「不安」「不満」「不便」または「欲求」に共感ができる市場のことをいうのです。

「価値を売る時代」といわれますが、その価値観とは商品やサービスにあるのではなく、お客様の心の中にあるのです。

すなわち、どんなに良い商品やサービスであってもお客様が価値を感じなければ、そのお客様にとってその商品の価値は無いのです。逆に、お客様のニーズを満たしているものであれば、お客様にとっては価値の高い商品やサービスといえるのです。

そこで重要になってくるのが、その顧客の視点が理解できているかどうかです。

成熟した市場ではどこのお店も似たような商品やサービスを提供しています。しかし、お客様のニーズをとらえたお店は大きく繁盛し、お客様のニーズをつかみ切れないお店は淘汰されていくのです。

ほんの僅かな差が、お店の売上に大きな影響を与えるのです。そのわずかな差を見極めるためにも顧客ニーズを理解できているかどうかが重要であり、それが出来ているか否かが、自社の成功の八割を決めるといえます。

あなたのビジネスは今どんな市場でビジネスを展開していますか?
自分にとって最も有利な市場とは何かをまず考えることが重要です。

 


お客様思考と収益力を高める経営視点
佐治邦彦

ミッションマーケティングコンサルティング

株式会社サンアスト代表取締役

佐治邦彦

執筆者のWebサイトはこちら http://www.sunast.co.jp/

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