売上が2 倍に上がる法人営業戦略の教科書

売上が2 倍に上がる法人営業戦略の教科書

著者
中丸秀昭(なかまるひであき)
販売価格
¥1,706(税込)
発行
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2015/4/14)
ISBN
978-4844374084

説明

多くのマネジャーが見誤る25の判断基準とは?

例えば、あなたの会社がルートセールスで何社かの取引先にお茶を販売していたとしましょう。得意先を調べてみるとA社とB社が同額の100万円で貴社における上得意先であることがわかりました。
もし、あなたが営業を指揮する立場なら、どちらのお客様に注力するように指示を出しますか?

当然、この情報だけでは判断できません。
そこで、一歩踏み込んで調べてみると、A社は月1000万円分のお茶を仕入れており、
B社は月300万円分のお茶を仕入れていることがわかりました。
貴社にとっては同じ100万円という売上ですが、得意先から見た貴社における客内シェアはA社が10%、B社が約33%です。

さて、ここでもう一度先程の質問です。
営業を指揮する立場として、あなたならA社とB社、どちらに注力するように指示を出しますか?

顧問先や講演会・セミナーなどで幾度となく同じ質問をさせて頂いた私の経験から言えば、8割以上の経営者・営業マネジャーの方が「A社に注力する!」と回答されます。
その理由を伺ってみると、「月額1000万円仕入れているA社の方が伸びシロがある」と回答される方が大半です。

しかし、営業戦略の鉄則としてはA社でなく、B社に注力しなければなりません。
繰り返しになりますが、「A社に注力した方がいい」ではなく、「B社に注力しなければならない!」のです。

著者 中丸秀昭 について

最短ルートで成長発展していくために欠かせない「集客の仕組み・営業の仕組み・人材育成の仕組み」を“導線経営”として体系化した第一人者。

コンサルティング歴15年以上、数百社の業績アップ・人材育成に携わり、100名以下の中小企業が価格競争に巻き込まれることなく収益を最大化し、成長発展していくための「仕組みづくり」と「導線設計」を得意とする。

大学卒業後、広告会社の営業マン時代に全く成績が伸びず、最後通告を言い渡される中、今までと異なる営業手法でトップセールスから最年少マネジャーへ。
 「結果が出ないのは正しいやり方を知らないだけ。自分と同じ轍<てつ>を踏んで欲しくない」という強い思いから経営コンサルタントを天職とする。

主な著書に『売上が2倍に上がる法人営業戦略の教科書』/クロスメディア・パブリッシング』、『儲かる会社88の鉄則(Amazon【企業経営部門】第1位)/三笠書房』、『図解で身につく!ランチェスター戦略(共著)/中経出版』がある。

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