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生きがいを求めてカウンセリングをすると成功できない理由

SPECIAL

開業カウンセラーコンサルタント

有限会社ライフビジョン

代表 

開業カウンセラーに特化して指導する、専門コンサルタント。自らカウンセラービジネスを立ち上げ、軌道に乗せた経緯から、カウンセラーとして独立、活躍していくために最も重要なビジネス的視点と実務アドバイスを惜しみなく提供。稼げないカウンセラーが多い中、救世主的存在。

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「ヤバタさん、クライアントが思うような行動をしてくれないと、イライラしてしまうんです」このようなご相談がありました。

詳しくお話を伺うと、自分自身の調子がいい時と悪い時の差が大きい。調子がいい時は、ゆとりをもってカウンセリングを行えるけど、調子が悪い時は、イライラを我慢している感覚があるということでした。

生きがいを求めてカウンセラーになり、今もカウンセリングにやりがいを感じているけど、度々イライラしていることで、このままカウンセリングを続けていっていいのだろうか、という思いもありました。

やりがい、生きがいを求めてカウンセリングを行う・・・

一見良さそうな感じに思えますが、実は危険な要素が含まれているのです。

生きがいを求めることを別の表現に変えてみると、他人に必要とされることで自分の存在価値を見出すということになります。もっと言えば、自分を救うためにカウンセリングをしている、ということになります。

言うことを聞かないクライアントに直面すると、カウンセラー自身の存在価値が見いだせないことになります。自分を救えないことになるので、クライアントに対してイライラしてくるのです。

ですので、カウンセリングに対して、過剰に生きがいを求めてはいけないのです。

過剰に生きがいを求めるということは、カウンセラー本人が満たされていないということです。満たされていれば、クライアントが言うことを聞かなくてもイライラすることはありません。

クライアントがこちらの思い通りに動くという期待を手放しているので、ゆとりが生まれます。逆に満たされていなければ、クライアントが言うことを聞かないことにイライラしてしまいます。クライアントがこちらの思い通りに動くという期待が強いので、ゆとりが生まれないのです。

ですので、まずはカウンセラー自身がしっかりと満たされていないといけません。

カウンセラー自身がしっかりと自分と向き合う。カウンセリングを受けて、心の重りを降ろす。十分に稼ぐ。

まずは自分を満たして、その後、余った幸せをカウンセリングで与えていくのが健全なのです。

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