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営業マンが改善すべき苦手意識

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DX事業立ち上げコンサルタント

有限会社 アクトコンサルタント

代表取締役 

顧客とDX事業を一緒に構築するコンサルティング営業をめざす営業部の構築を支援します。

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先日、研修でご縁のできた営業マンから相談に乗ってほしいと連絡がありました。

大森は、もちろん気軽にOK。

ただ、内容は深刻な声で、こちらも襟を正し電話を握りしめていました。

「先生にご支援いただいた後も、初対面で人見知りをしてしまいます。特に一方的に話をされると、相手のペースに巻き込まれ私が質問した事にも答えてもらえないのです。こんな自分がもう嫌で…」

電話の相手は女性、どちらかというと常に遠慮がちで確かに営業向きではないといえばそうかもしれません。

10分ほど、お話しを聞いた後、大森はそっと、たずねてみました。

それは  「苦手と欠点を一緒にしていませんか?」

欠点とは、その人の性格的な面からの根本的な問題で、何かの支障をきたすレベルです。                                                                                               

例えば、

「無断欠勤や遅刻が多い」

「何を話しているのか?全く要領を得ない」といった内容です。

苦手とは、ある面では確かに問題かもしれませんが、見方によっては特徴と表現ができるものです。

例えば、彼女の場合確かに人見知りかもしれませんが、しっかりと相手の眼を見て話を聞き、ゆっくりと話をする意識を持つことが習慣づけられれば、それは逆に特徴として輝かせる事ができます。

初めて面談する人の前で

「私、人見知りするタイプなので…」

と最初にチャーミングに会話をきりだす。

商談の最初に

「話が下手なので、お聞きしたいことをまとめてきました」

と用意したシートを見てもらう。

相手は微笑みながら理解を示してくれるでしょう。

もし、あなたに苦手意識があったとしても、ちょっとしたきっかけがあなたの魅力を底上げしてくれる貴重な資産になるかもしれません。

「人見知りする」は欠点ではありません。

営業として見た場合、多くの方は否定的な意見を言われるかもしれませんが、それを払拭して特徴に転じる気持ちをもつのです。

元来、人には必ず苦手な点や弱みがあります。

その弱点や弱みを意識すると、商談時には、萎縮してしまいます。

苦手意識を克服して、自身の特徴として表現する。

ただ、それだけです。

貴殿の苦手な点は何ですか?

そしてそれを魅力へと変えてくれる要素を創りだしていますか?

 

最後まで、お読みいただきありがとうございます。

 

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