たかが棚、されど棚

  メーカーの儲かる仕組みづくり 若井吉樹 SPECIAL
若井吉樹 SPECIAL

メーカーの儲かる仕組みづくりコンサルティング

株式会社 しくみカイゼン研究所 代表取締役 若井吉樹

メーカー企業の「儲かる仕組みづくり」の専門コンサルタント。日本の中小企業がやるべき、その会社ならではの「儲かるしくみづくり」について、プロの着眼点で指導。


16d8b201fbc9fde818e017a5e784b942_s「部屋をちゃんと片付けなさい、必要なものがすぐに取り出せるようにしておきなさい」と毎日子どもに言っている、あなたの会社はどうですか?

「いやいや、子どもは床に散らかしほうだいだけど、うちの会社はちゃんと棚に置いてあるよ」と答えが返ってくるかもしれません。

しかし、その棚はどんな棚ですか?
 棚にものはどのように置かれていますか?
 探しやすい棚になっていますか?
 取り出しやすい棚になっています?

どんな工場でも、どんな倉庫にも棚はあります。床にパレットを置いて、その上に無造作に置くよりは棚で置いた方が、断然扱いやすいです。棚はものを上下方向に置くことで効率的に収納できます。

しかし、必要なものはすぐに見つかりますか?
 棚板に何を置いてあるかシールが貼ってあっても、表示と現物が一致していますか
 知らぬうちに古いものが溜まっていませんか?

棚を定期的に整理・整頓することも大事です。整理で不要なものを捨てて、整頓ですぐに取り出せるように、棚に表示をして表示したものをちゃんと置く。

だけど、それだけでは頻繁に整理整頓をしなければなりません。

棚に置かれるものは、仕入先から買うか、工場でつくるものが置かれます。となると、どのように買うか、どのようにつくるかで置かれる量が変わります。

ダンボールに入っているか、トレーに入っているかなど置かれる状態も変わります。探しやすい棚、取り出しやすい棚にするためには、棚だけでなく、棚に置かれるものをどのように買ってくる、どのようにつくるか、まで考えなければなりません。

もちろん、棚そのものにも工夫が必要です。
 必要な量を置くのに適切な大きさか?
 先入れ先出ししやすいようになっているか?

各社の扱うものの大きさ、重さによって異なってくるはずです。また、カイゼンが進んでものの量が減れば、棚の大きさも見直すべきです。

できれば、棚は自分たちでつくりましょう。自分たちの扱うものに適した棚をつくってみましょう。

パイプやアングルで手作りすれば、安くできますし、使った材料は繰り返し使えてエコでもあります。

たかが棚、されど棚をうまく活用できることはとても重要です。いったいどんな棚がいいでしょう?

身近にある理想の棚はコンビニエンスストアの棚。欲しいものがすぐに見つかりますしいつでも欲しいものがあります。

棚の工夫もありますが、棚にものが入ってくる前にもさまざまな工夫があります。コンビニに立ち寄ったら、一度じっくり棚を見てみてください。


【メーカー企業】儲かるしくみづくりの視点
若井吉樹

メーカーの儲かる仕組みづくりコンサルティング

株式会社 しくみカイゼン研究所代表取締役

若井吉樹

執筆者のWebサイトはこちら http://www.shikumi-kaizen.com/

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