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社長が考えるべき、社員への影響力が大きい「真のCSR活動」

  業績を伸ばす、アクティブメンタル体制 髙橋雅美 SPECIAL
髙橋雅美 SPECIAL

業績を伸ばす、アクティブメンタル体制コンサルタント

株式会社ココティアコンサルティング 代表取締役 髙橋雅美

これまで2,500件以上の労働者のメンタルヘルス相談を受け、対応・解決してきたスペシャリスト。独自の「アクティブメンタル」体制構築で、多くの企業を支援する専門コンサルタント。中小企業が業績を上げ、持続的に成長、繁栄していくために必要な、社員が心身共に健康でイキイキ仕事に熱中し、能力を最大限に発揮できる職場環境を作りあげるオリジナルプログラムとして、いま大きな注目を浴びている。

顧客第一主義で顧客を大切にすることと、社員がイキイキ働く職場づくりを同
時に実現することは可能なのか。

まずはお客様を大切にする会社づくりを徹底して、それから社員のことを考え
るという順番が正しいのではないのか。

どちらもよくある質問です。その答えは、どちらが先でも後でもなく、イキイ
キ働き仕事に満足している社員であれば、顧客を大切にするということです。
仕事に誇りや、やりがいを感じているからです。

社員がイキイキ働くためには、もちろん会社のミッションやビジョンを十分に
理解し、自らの仕事に誇りとやりがいを持っていることが大切です。ですが、
日々仕事に追われていると、じっくり立ち止まって自らの仕事に誇りとやりが
いを感じることが少なくなってしまいます。

また、だんだん仕事に慣れてくると初心を忘れてしまい、なんとなく「こんな
ものかな」というだらける気持ちが出てくることも事実です。

つまり、日々、同じテンションで、継続的に、仕事に対して誇りややりがいを感じ続けるということは難しいことなのです。放っておくと、忘れてしまいます。それを避けるためには、社長自らが、継続的に社員に仕事の意義とやりがいを持ってもらえるよう、伝え続ける必要があるということです。

このような時、会社として行うべき選択肢のひとつが、社会貢献活動です。CSR(企業の社会的責任)活動です。2003年は日本におけるCSRの元年とも言われています。当時は、コンプライアンス、環境対策に重点が置かれました。

その後は、地域でのボランティア活動や非営利団体へ寄付など、より社会貢献の意味あいが大きくなってきています。特に、東日本大震災後は、様々な形で企業による復興支援が行われています。ですが、このような活動、特に寄付などは、大企業が行うものでうちには関係ないと思っている中小企業の経営者も多いのです。

一方で、どんな取り組みを行ったらよいのか全くわからないから何もしていないという会社もあります。復興支援と言っても、その中身は、現地でボランティア活動を行う、必要な物資を送る、寄付をするなど様々です。その中で、自社ができることを出来る範囲で少しずつ実行していけばよいのです。広く社員からアイディアを募集しても良いのです。お金をかけない活動などいくらでもあります。

現在では、CSR活動は、自社のビジネス、つまり本業を通じて社会貢献活動を行うという流れにシフトしてきています。例えば、IT企業であれば、ITを使っての社会貢献、教育関連の企業であれば自社の教育システムや教材を生かして復興支援を行うということです。

また、これらの社会貢献活動に社員が自発的に参加できるようにしたり、様々な部署の社員が参加することで交流できるような仕掛けを作ったり、そして継続して行うことでより多くの社員が参加できるようにするなど、CSR活動を社内に浸透させ根付かせるために会社が行う価値は、実は、想像以上に大きいものがあります。

というのは、自社のビジネスを生かした社会貢献は、社員にとっては、普段は会うことの少ない新しいステークホルダーとの出会いの場であり、学びの場であるからです。また、自分の仕事の価値をあらためて感じるという貴重な体験となり、最大の動機付けになり得るからです。

さらに、自社のサービスについて、あらたなアイディアや視点を得るという気づきの場にもなります。CSR活動は、今や自社の社員にとって大きな意義を持っているのです。

さて、御社も自社の強みを生かしたCSR活動を通じて、社員が誇りを持てる職場づくりを行いませんか。

 

アクティブメンタル体制でつくる収益と笑顔
髙橋雅美

業績を伸ばす、アクティブメンタル体制コンサルタント

株式会社ココティアコンサルティング代表取締役

髙橋雅美

執筆者のWebサイトはこちら https://cocotia.co.jp/

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