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明確になってきた社長の次なる課題―やがて標準化される企業の情報発信―  

  地方メディアの高度有効活用 海江田 博士 SPECIAL
海江田 博士 SPECIAL

地方メディアの高度有効活用コンサルタント

株式会社メディアコネクション 代表取締役 海江田 博士

広告分野における地方メディアの高度有効活用を専門とするコンサルタント。東京在住中のマーケティングビジネス経営の経験と地方企業への経営革新支援ノウハウの融合させた、独自の「儲かるための広告戦略」を開発。自らも成功実践事例として、地方メディアを舞台に展開。

当コンサルタント開催セミナーがあります。

先日、ある若い経営者が、私の経営する別のコンサルティング会社に経営計画の策定にやってきました。これは、これから迎える将来の5か年について、今考えている事業上の構想などを、経営計画に落とし込んで今後どうなって行くのか見てみようというものです。

その中で彼が、かなりの予算を広告宣伝費につぎ込んでいることに少し驚かされました。というのは、中小企業の経営者が、特に地方においてこれほどの予算を広告宣伝費に割くというのはかなり珍しかったからです。

そのことを問いかけてみると、彼によれば、つぎ込めるものならばもっと広告宣伝費には使ってもいい、と考えているとのことでした。それは、彼の所属している経営者の集まりで、売上目標についてみんなの前で発表した際、それを達成するために何を実行していくのか厳しく追及されるという背景があったためだったのです。その会の指導者の先生にも「創業時から広告費をケチケチするんじゃない!」とはっぱをかけられていたようです。

そういった教えを素直に実行していたためか、実際、会社設立から数年しか経っていないにもかかわらず、業績は倍々ゲームで増やしていたのです。とにかく社歴が浅いのでまだ誰も自分の会社の名前を知らない、だから人一倍広告には金をかけて認知度を高める、という点は徹底していました。

広告宣伝以外にも、情報発信を続けることは極めて大切なので、ブログは毎日書いているとのことでした。実際、私のブログも読んでいるようで、私のコンサルティング会社に接触してきたのも、そうやって事前にこちらの方針や考え方を知ったからだ、ということだったのです。

こういった経営者の登場を見ていると、新しい時代の到来を予感しないではいられません。販売促進情報発信に関する考え方が、これまでの古いタイプの経営者とはまるで違います。

先行投資としての広告宣伝費にかける予算の桁がまるで違うことにもそれは如実に表れています。つまり、現代の経営において何が大事なのか、を的確に押さえているのです。

自らのビジネスについては、常に外に向かって相当の圧力でアピールし続けていないと、様々な情報が溢れている現代社会では、たちまち埋没してしまうことをよく理解しています。そのために金のかかる広告宣伝と、お金はかからないけれど自らの日々の努力が必要なSNSを通じての情報発信を巧みに使い分けているのです。

とはいえ、彼の場合まだキャリアが浅いので、本物の優れた経営者になれるかどうかは、私の会社のコンサルティングを通じて、しばらく二人三脚で進んでみなければ何とも言えません。しかし、少なくとも今チャレンジしている方法論については今後もトライを続けるべきです。

こういった若い経営者の成功事例が次々と出てくれば、これまでの経営手法はかなりの勢いで変革を余儀なくされることでしょう。中でも、これまであまり行なわれなかった企業による継続的な情報発信という手法は、やがて大きなリターンとなって帰ってくることが確認されると思います。

これからの企業は、自らをメディア化していくくらいの勢いが必要になってくると考えられます。おそらくそれは企業の標準装備として、取り組むのが当たり前の世界になっていくはずです。

 

当コンサルタント開催セミナーがあります。

企業の盛衰を決める社長のためのメディア戦略
海江田 博士

地方メディアの高度有効活用コンサルタント

株式会社メディアコネクション代表取締役

海江田 博士

執筆者のWebサイトはこちら http://mc-kaieda.com/

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