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人時生産性とは売上依存から脱却すること

  個店力最大化 伊藤稔 SPECIAL
伊藤稔 SPECIAL

個店力最大化コンサルタント

株式会社 レイブンコンサルティング 代表取締役 伊藤稔

儲かるチェーン店をつくっていくには、時代はいま、「画一化」から「個店力最大化」へと変わっている! 多店舗展開するスケールメリットと、一店一店の魅力を強くして収益力を圧倒的に強くしていく実務とは…。

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「伊藤先生、以前から人時生産性について、やらなくてはと思っていたのですが、着手できてないままになってまして… 」と 先般セミナーにご参加いただいた とあるチェーンの社長の一言です。

各企業のボーナスの上昇、猛暑による盛夏商材がけん引し、7月~8月はどこも売上が伸びています。

いつの時代でもそうですが、突然、お客様が増えたり、売れた時というのは、その企業の実力以上の「何か」があるから、そういう売れ方になるものです。

問題は、それが「今回の販促が当たった」とか「集客が上がった」また「このまま いけるかも」と利益が伸びた理由を自社の力によるもの。と錯覚してしまうことです。

実力以上の結果を引き出す環境に依存した「良い状態」が続くことはありません。大事なのは主体的に「良い状態」を創り出せるようにしておく。という点にあります。

そういう意味では、人時生産性ほど、主体性をもって取り組めば、成果が出しやすい手法は、他にはないと言えます。

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ところが、人時生産性に対し、何となく「難しい」とか「面倒だ」という先入観や思い込みがありますと、どうしても避けて通りたくなるものです。前職時代もそれが原因で、相当な時間がかかったことを 昨日のように思い出します。

時折やってくる、売上好調というハロー効果の陰に隠れ、人時生産性が忘れられがちなるのは、そのためです。

昨年の9月以降を思い起こしていただければわかると思います。客数は減少し、年度の結果は厳しいものであったことは記憶に新しいことです。

今年は、猛暑の売上上昇で、夏の残業時間が増えていますから、何も手を打たなければ、9月~10月の人件費は超過で人時生産性の低下は必至です。

一方で、これを想定し、新たな施策に着手されている企業では、その結果が出るのが楽しみな時期となります。

特に、9月は日商力の低い赤字月ですから、業務量の削減如何では黒字化の可能性も出てきます。ここで結果が出せますと、12月以降も成果が見込め、安定基盤が作れるようになります。

また、歳暮商戦へ向け、LSPに基づいた計画人時への、契約変更もできるので、想定外の人時超過も回避できます。

LSP帳票を片手に、店長は、売場を巡回し、一人一人が何の作業をしているのか質問していくことで、時間外業務は着実減っていきます。

現実問題として、残業の構成比10%以上発生していた企業では、こういったことで、1割の人時生産性を改善したチェーンもあります。

「それは、1割くらい人が足りなかったのでは」という声が聞こえてきそうですが

現状、まだ、勤務シフト表だけを使っているチェーンでは、そういう視点で改善をするのは難しいのですが、

仕事に人を付けたLSP帳票があれば、作業のないところの人は不要となります。実際にこれで点検すれば、作業の空いている時間があることも一目瞭然となります。

理由は簡単で、小売業は流通の一端ですので、部門ごとに忙しさのタイムラグがあります。LSP帳票を使えるようになると、その微妙なズレが分かるので、部門を超えた応援が可能になるからす。

これを、運営部長の指導のもと、各店で行うことで、収益が上がり、既に取り組んでいる企業では、結果が待ち遠しくてしかたがないのです。

実際に、作業指示書や人時実績を日々可視化するだけでも 効果があるものですが、LSP帳票を使った 朝、晩の朝礼で、業務スケジュールの読み合わせをやることで、人時売上だけでなく、顧客満足度、従業員のモチベーションも同じように一貫して上がっていきます。

こうして、LSPに基づいた一貫した業務を組み立て、それに人時を引き当てていくことで、人時売上は上昇しますが、進んでいるチェーン企業では、チラシによるハイ&ローによるコストアップ抑制にチャレンジする企業もでてきており、人時売上向上のレベルは毎年高くなってきていると言えます。

詳しくはセミナーでお伝えしていますが、

9月10月に人時生産性に着手することで、年末商戦と来期はやるべきことは大きく変わってくることになります。

さあ、貴社では、まだ、旧態依然の前年主義を続けますか?それとも 一貫性をもった人時生産性改善で、成長チェーンを実現させていきますか?

 

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【儲かるチェーン店】 個店力を最大化させて収益を伸ばす経営視点
伊藤稔

個店力最大化コンサルタント

株式会社 レイブンコンサルティング代表取締役

伊藤稔

執筆者のWebサイトはこちら http://www.ravenc.jp

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