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社長の「情報発信」はオムニチャネル化を目指せ―コツを掴めば意外に容易なメディアの横展開、縦展開―  

  地方メディアの高度有効活用 海江田 博士 SPECIAL
海江田 博士 SPECIAL

地方メディアの高度有効活用コンサルタント

株式会社メディアコネクション 代表取締役 海江田 博士

広告分野における地方メディアの高度有効活用を専門とするコンサルタント。東京在住中のマーケティングビジネス経営の経験と地方企業への経営革新支援ノウハウの融合させた、独自の「儲かるための広告戦略」を開発。自らも成功実践事例として、地方メディアを舞台に展開。

FMラジオ生放送中、長年コンビを組んでいるパーソナリティーさんと。

私は、経営者自身に取り組んでいただく「情報発信」の重要性をお伝えする、というコンサルティングを生業(なりわい)としています。そういった立場もあって、自らもかなりのボリュームで「情報発信」を実践しているのです。そうでなければ、皆さんに対して説得力がありません。

そこで、改めてSNSを通じた「情報発信」の実情や、地域メディアをどのように利用しているのか、をご紹介したいと思います。

今回は特にメディアの利用について、その縦展開、横展開という観点で詳しく解説を加えてみます。

メディア展開の前にSNSの利用について、簡単にご紹介します。私は長年、会計事務所も経営しておりますが、事務所のHP(ホームページ)を自前で一つ、テレビCMが流れている関係で、地元のテレビ局が作成してくれたものを一つの計二つを運営しています。自前のHPには600から800文字程度のブログを1365日、毎日書いています。テレビ局作成のHPには月曜日と金曜日の週2回コラムを掲載しています。

その他に、私はコンサルティング会社を2社経営しており、それぞれにHPがあります。1社は、地域企業の管理会計支援に特化した経営コンサルティングの会社で、ここのHPにも担当社員と手分けしてコラムを書いています。もう一つがこの「情報発信を軸とした販売促進支援」を生業とする会社、つまりこのコラムを掲載しているコンサルティング会社です。このHPには週1本ペースで、1,500から2,500文字程度のコラムを上げているのです。

このように、SNSを通じた「情報発信」にはそれなりに力を入れていますが、何といっても私が展開している「情報発信」の特長は、ここで培ったコンテンツを地方メディアにまで拡販していっている、ということでしょう。

この多面的な「情報発信」を通じて掴んだノウハウは、他では見られないかなり面白い内容のものになります。これは、皆さんの事業の発展にも大いにお役に立つと思いますので、改めて詳しくご紹介します。

私は地元のFM局で30分のビジネス番組をもう6年にわたって放送していますが、最初は些細なきっかけから始まったことでした。1回目の放送は、地元の法人会に「税金についてなにか話してください。」と頼まれたものです。初めての放送のときは、全くのドキドキでした。なんとか話し終えて帰ろうとしたときに、放送局のスタッフの方に「実は『社長の生活』という番組があるので、よかったらもう1回出てもらえませんか。」と頼まれたのです。それは経営者である私の日常について話す趣旨の番組でした。

この2回の放送を通じて、ラジオに興味を持った私は、2回目のこの放送が終わった後「もしよかったら短くてもいいのでビジネス番組の枠をもらえませんか。地元の経営者にお話したいことはいくらでもありますので・・・」と頼んでみたのです。そうすると、2週間ほど経って、「番組の枠が取れました。やってみますか。」との返事があったのです。こんなきっかけでしたが、経営支援のお話だけでかれこれ6年にわたって、地元に私のノウハウや経営に関する情報をお届けしているのです。

さてこれが、私の1本目のレギュラーとしてのメディア登場です。このラジオ放送では、A4の用紙2枚分(1,5002,000文字)くらいの原稿を準備して、パーソナリティーの女性と軽く打ち合わせをした後、いきなり本番の放送に入ります。私のテーマは地域中小企業の経営支援或いは経営革新支援ですので、お話することはいくらでもあります。

放送を始めて4年くらい経ったときに、その内容をもとに地方新聞のコラム連載が始まりました。ラジオ放送の原稿を新聞の編集室に見せたところ、その内容が面白かったらしく、地元紙に隔週で800文字のコラムを文化欄に掲載することになったのです。

これは半年間の約束で、全部で13回の連載でした。

メディアから発生した初めての横展開です。

ラジオ放送の継続がなかったら、新聞に取り上げられることはなかったかも知れません。

また、昨年は同じ地域FM放送の関係で、隣りの市の放送局からのオファーがありました。長年、番組を続けていることを聞きつけて、出演してみないか、ということになったのです。これは長丁場の2時間番組で、かなり言いたいことを伝えることができました。この番組にはこれまで2回出演しています。これもメディアの横展開といえるでしょう。同じFM放送ですので、縦展開と呼んでいいかも知れません。

さらに、今年から同じ地域FM放送局の中で、違う曜日の別の番組も始まりました。これは準レギュラーゲストという扱いで、これまで続けてきた既存の番組とはまた違う内容のお話をしています。いずれも、今経営している会計事務所や会社について、番組中で何回も事務所名や会社名、私の肩書などを紹介してもらえるために、かなりの宣伝になっています。これなどは、典型的なメディアの縦展開と言っていいでしょう。

このように、もとになる材料があれば(私の場合、材料は「経営支援」ということになります)メディアを駆使して縦展開、横展開ということが可能になります。私の職種では、是非紹介したい商品であるとか、特別なサービスとか、特殊な技術があるわけではありません。立場上、「経営支援」をテーマにしていますが、業種によっては、商品やサービスなど様々な紹介したいアイテムというものがあるのではないでしょうか。

そういったものに関して「情報発信」しないというのは、むしろもったいないと思うのですが、どうでしょうか。

私はこういった、自社情報発信の横展開、縦展開を、「情報発信のオムニチャネル化」と呼んでいます。

流通業界においては、販売チャネルのオムニ化ということが進んでいます。今や、流通にしても情報にしても販売や発信手段のオムニ化は、業績向上の必須条件となっています。地方は地方の経営環境下において、そういった多層的多重的情報発信の実現を目指して欲しいと思います。

ところで、地方において、ここまで実験的に「情報発信」をしている私のような企業グループはありません。

私は長年にわたってこのノウハウを獲得してきましたが、これから始めるとすれば、そのノウハウをもっと短い時間でお伝えすることができます

メディア展開はあちこちにコツや注力すべきポイントというものがあります。

是非、経営者の皆さんにその機会を作っていただきたいと思っています。

 

 

企業の盛衰を決める社長のためのメディア戦略
海江田 博士

地方メディアの高度有効活用コンサルタント

株式会社メディアコネクション代表取締役

海江田 博士

執筆者のWebサイトはこちら http://mc-kaieda.com/

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