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ホワイトボードの「数字」はなんだ?!

  10億ビジネスの経営数値成長戦略 野口 タカ子 SPECIAL
野口 タカ子 SPECIAL

10億ビジネスの経営数値成長戦略コンサルタント

株式会社ノグチ経理相談室 代表取締役 野口 タカ子

同族会社の業績を、10億20億事業に成長させる「経営数値」コンサルタント。客数や客単価・生産性などの業績を現す数値と、財務諸表の数値とを統合させることこそ、同族企業の成長の根源であると、「儲かる社長が押さえるべき商売7つの数値の法則」として体系化。頼りになる指導と、評価が高い。

「一ヶ月経ってから入金が無いからっていわれても、そのためだけに動けないですよ。作業が、3ヶ月ごとの仕事だから、次の訪問は3ヶ月先じゃないですか。口座引落にしてもらう用紙を渡してくれば、それでイイじゃないですか。 

衛生施設の管理業務を行って、かれこれ10年順調に売上を伸ばしてきました。

売上の拡大に伴って社員を採用し、さらなる売上拡大に進んでいます。 

ある日、お客様から、クレームの電話が入りました。

「今度の担当ね、なんだか慌てて帰っちゃうのよ、ちゃんとウチの仕事してくれたのかしら。」

お客様のクレーム、従業員の不満 

電話を取ったのが、経理担当です。

「早速社長に報告して、連絡を入れさせていただきます。」 

調べてみると、電話のお客様の料金は未収。料金をもらっていないのであれば、仕事をしたかどうか分からないと、社長に報告が上がりました。 

業務日報は、社長に提出されていました。

業務日報は、キチント記載がありました。

必要な数値が記入され、確認すべき項目は問題が無いと報告されています。 

社長から、お客様からのクレームについて説明を求められると、担当者はすんなり理由を話しました。

「子供の保育園のお迎えがあって時間が厳しかったんです。お客様に声をかけようとしたのですが、携帯で話しをしている後姿が見えたので、それで声をかけずに帰ってきてしまいました。」 

「そうか、お子さんの保育園お迎えか…。仕方ないね。料金はいつもそこで頂く事になっていたよね。お金の話しをキチントしないと、お客さんは仕事が終わったかどうか分からないよ。」 

「ですので、経理から、銀行口座の振替用紙を預かっていて、置いてきました。

そう報告したから、経理から、入金確認出来ているものだとおもってました。

入金があるかないかは僕らには分かりませんから。」 

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データは、「魅せたい形」に

売上が順調に伸びています。

呼応するかのように、毎月毎月少しずつですが、売掛金が増えています。

試算表で昨月残高と対比すると、間違いなく金額が増えていっています。 

経理は、ベテランの女性社員です。

経理担当者は、回収が遅れている営業担当者にリストを渡しました。

リストを渡せば、回収しなきゃと思うに違いない、そう考えたのです。 

リストを渡された営業担当者は、こんなに沢山毎月毎月仕事ができている俺は優秀だ。

こんなに仕事をしているのだから、給与はもっと上がるべきだ、と考えたのです。 

大切なのは、売上の数字ですか?現金ですか? 

社長は数字に厳しい、回収率100%

だから問題は無かった。 

勝つ!数字

数字は大切だ。

なにが会社の勝つ数字なのか、なにが営業の勝つ数字か、ハッキリさせよう。

我が社が勝つ数字は何だ? 

ウチの商品は、生活必需品じゃない。

衛生施設だから、生活には欠かせない。

けれど、自分ではしたくない面倒で汚い仕事の代行をして気分を良くしている商品。 

毎回気前よく支払ができている自分が、意識が高いと自己満足できるのが、この商品。

23回と料金が貯まると、高額になり支払が苦しくなるから、気前よい自分が演出できない。そりゃ、文句になります。 

Aチーム「18」

Bチーム「15」

Cチーム「0」

事務所のホワイトボードに大きな数字が書かれています。月末の未回収件数の数字。 

営業担当者達は、競いたいと言い張りました。

一回やらしてみてくれと。

ゲームの方が面白いからと。 

経理へは、このお客様は回収できましたか?と営業から問いあわせが入るようになりました。

現金回収するにはどうするかを皆が話し合いするようになりました。

たったこれだけの数字が、チームに社員の心に火をつけました。 

やる気は、インセンティブだけじゃない!

社員の心に火をつけるのは、すぐに見える「数字」です。

10億ビジネスの経営数値
野口 タカ子

10億ビジネスの経営数値成長戦略コンサルタント

株式会社ノグチ経理相談室代表取締役

野口 タカ子

執筆者のWebサイトはこちら http://www.n-keiei.co.jp/

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