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「経営の真のセオリー」を掴み取る

SPECIAL

実力幹部コンサルタント

株式会社ウォーターフロー

代表取締役 

社長が一人相撲をしていると、いつまでも事業にならない!戦略的に実力幹部を育てて、事業の仕組みとしていく具体視点…。

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約束の時間を10分過ぎたところでその社長は現われました。少し息を切らしていたので慌てているのがよくわかります。「初めまして」と名刺交換の際に出された名刺は折れ曲がっていました。席についても落ち着かない様子。そうです。その日、社長は金策に走り回っていたのでした。

結局、次の金策のために満足に話もできないまま社長は帰っていきました。その社長に2度と会うことはありませんでしたが、会社がどうなったかは聞く必要もありません。

日本の企業の99%が中小企業であり、そのうち70%が赤字会社です。個人資産が豊富にある場合を除いて、前述のように社長が金策に走り回っている会社が相当数存在するのです。なぜなのか?景気のせい・・・取引先のせい・・・法律のせい・・・どれも一因ではありますが、本当の要因は社長にあるのです。

人材が豊富な大企業と違って、中小企業は社長の意思決定がすべてと言っても過言ではありません。「ワンマン社長」と揶揄されることが多くても、経営の舵取りをできる人材が社長しかいないため仕方ないことなのです。では、なぜ社長が舵取りできなくなってしまうのでしょうか?

答えは経営の真のセオリーを知らないからです。経営の基本を知らずにがむしゃらに営業してきて、ある程度までは会社を維持できたとしても必ず壁にぶつかります。取引額が増えればお金の管理が難しくなります。得意先が増えれば人材の管理が難しくなります。会社が発展すれば、それに合わせて社長も発展しなければならないのです。

経営の真のセオリーは「本に書かれている経営学」とは違います。先人が泥まみれになりながら体得してきた失敗談、営業先で契約を取り付けた時の空気感、不安に襲われた時に採ったリスクの回避術などの経験値です。それは各人によって異なります。自らが会社の発展段階に合わせて習得していくものなのです。

「社長」と呼ばれるようになっても金策にだけ走り回っているようではこれからの時代を乗り切っていけません。いち早く自分の事業の「真のセオリー」を掴むこと、それこそが成功への近道であり、会社の永続成長につながります。多くの中小企業経営者にそのセオリーを掴みとっていただきたい、そして、我々コンサルタントはその支援を続けていきます。

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