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売上UPにつながる電話活用術

  10億ビジネスの経営数値成長戦略 野口 タカ子 SPECIAL
野口 タカ子 SPECIAL

10億ビジネスの経営数値成長戦略コンサルタント

株式会社ノグチ経理相談室 代表取締役 野口 タカ子

同族会社の業績を、10億20億事業に成長させる「経営数値」コンサルタント。客数や客単価・生産性などの業績を現す数値と、財務諸表の数値とを統合させることこそ、同族企業の成長の根源であると、「儲かる社長が押さえるべき商売7つの数値の法則」として体系化。頼りになる指導と、評価が高い。

Fromノグチ 

お客様の社長さんと話をしていた時、携帯電話が鳴りました。 

「あっ、ごめんね。従業員だ。ちょっと聞いてからね。」

打ち合わせの途中で電話が鳴りました。

社長がポケットから取り出したのは、いわゆるガラケイの携帯です。 

「…、あ~、そうなんだ。…あ~、そこね…、わかったよ。」

「…」の部分、だいたい15秒から30秒くらいでしょうか。

黙って、待っていると長く感じますが、全部で3分程度かな。 

「あ~、助かったよ。教えてくれて、ありがとう。」

そう言って、社長は静かに電話の通信が切れるのを待っています。

「ん、切れた。」

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従業員の話を、携帯電話で聞く理由 

「お~い!誰か、これ【運転中】にしておいてくれやー」

社長室から事務室に声をかけると、女性事務員が、さっそく携帯の【運転中】セットをして、社長の机に置きました。 

「うちのN工場にいく高速道路の料金なんだけどね。

高速道路の出口を、ちょっと違うところから出たほうが、安いし早くつけるって話。

他の従業員からも聞いていて、俺も知っていたけど、とにかく聞かなきゃね。」 

社長のガラケイは、会社従業員からの連絡が入ります。 

もちろん、社長は運転中は決して電話に出ない。

安全運転しているので、(――只今、運転中ですーーー)と流れると、みなこれは仕方がないと電話を切ります。 

でも、つながったら、それはどんな案件であれ、「聞く」のが社長の流儀です。 

「だってさ、理由は簡単だよ。

話を聞いてやらないと、人が辞めっちゃう、売上あがんない、

俺気づいたの、どんなに諭しても、力ずくで教育しても、6億行かなかったもの」

 

 売上アップには、4人目の聞き役が必要

しばらく停滞していた売上が上がりだしたのは、社長が、携帯電話片手に、遠方のお寺詣りに出かけだしてからです。

これって、お寺のご利益? 

俺の話を聞いてないぞ、奴らは!

お寺詣の道すがら、従業員への不満やら社会保険問題やら、一人で車中演説です。 

はい、と言ったのに、わかってないじゃないか!

何度俺にどならせたらわかるんだ!

腹の虫がおさまらない、 

でも家族だって奥さんだってもう聞いてくれない。

“また~ぁ?”でお終い。

しょうがない、一人で怒っているしかない。 

さて、どんなに怒っても2時間もしゃべり続けられない。

怒るにも体力がいるし、怒る理由が続かない。

不思議なことに、怒る理由は、時間がたつとあんまりたいしたことではなかったり。

帰り道、自分ができることはなかったのかな?

ふつふつと考えてみる。

出てきた、出てきた、解決策!

俺でない誰かに聞いてもらいたい!しゃべりたい!だけだ。 

そうか、従業員だって、俺とおんなじだ。

俺は、一人になれる。

彼らは家ではしゃべれない、周りには上司がいて、お客さんがいる。 

おれが、4人目の聞き役になればいいんだ。

気づいたんだよ。

どのみち、俺とおんなじで、諭したって、聞くわけない。 

「だからさ、本当に聞ける時間って短くしてあるの。

あと、全部“運転中”だ。」 

経営者の皆様、「聞く」工夫をしませんか?

聞き方を工夫すれば、売上が上がります。

これは、保障できます。 

―ノグチ

 

P.S.

従業員の目線に立つ、悩みに寄り添う、その上で指導する、難しいですね。

ついつい、自分の知識や知恵を披露したくなってしまいます。でも、それをすると従業員(売上)は逃げていきます。

ひと通り聞く、「3分間聞くのだよ」これが経営者用売上アップスローガンです。

10億ビジネスの経営数値
野口 タカ子

10億ビジネスの経営数値成長戦略コンサルタント

株式会社ノグチ経理相談室代表取締役

野口 タカ子

執筆者のWebサイトはこちら http://www.n-keiei.co.jp/

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