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AIに『台頭する人財』と『淘汰される人財』の違い

  ホスピタリティビジネス 船坂光弘 SPECIAL

 

第4次産業革命により、人による役割は大きく変わろうとしています。

そもそも産業革命を紐解くと、

第1次産業革命・・・蒸気機関による工業化(18世紀末)

第2次産業革命・・・電力による大量生産(20世紀初頭)

第3次産業革命・・・情報通信技術革命(20世紀後半)

そして、今、まさに起きている第4次産業革命とは、「新興の技術革新」と言われています。

具体的には、

1.データ活用

2.シェアリング(遊休資産活用)

3.AI活用(自動運転)

4.IT活用による新たなサービス(IOT)

まさに、今までの常識が覆される全く違う生活や消費が待ち受けています。

一般的には、定型型サービスは全てAI化されると言われており、スーパーやコンビニのレジ等、人による付加価値を感じられない作業的な仕事は機械化されていくでしょう。

もちろん、それらの職種でも、逆に言えば人による付加価値を生むサービス設計、教育をすれば、人として必要な仕事に成り得ます。

それでは、その時代の変革の中で、どのような人財が求められるのでしょうか?

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それは、ひと言でいえば「人としての付加価値を提供できる人財」です。

それには、大きく3つの要素が必要となります。

1.使命感、目的意識を持った人財

ただ、お金を稼ぐ為、給料をもらう為に働くのではなく、顧客の為、仲間の為、社会の為といった目的意識と使命感を持った人財が必要です。

私はいつも、研修等で「何故、この仕事をしてるのか?」という質問をします。

その際に、明確に答えられる人と、と答えられない人が居ます。

例えば、ある介護施設の介護福祉士は小さい頃に祖父母を亡くし、その可愛がってもらった恩を、この施設で働きながら入居者の皆さんに返しているという使命感がありました。

一方で、求人を見て、家も近かったのでという理由の人もいます。

毎日の業務を通して、付加価値の高い仕事をする人財は明らかです。

大切なのは、今、無いことがいけないのではなく、会社側がそれを見つけさせること、考えさせる事が重要です。

 

2.人に対しての感性、感度が高い人財

人として付加価値の高い人財とは、機械にはできない、気遣いやもてなし、心遣いなどのホスピタリティに溢れている人財です。

従って、普段から「人」に感性のアンテナを立て、興味を持って相手がして欲しいことを感じ取る努力をしているかどうかが大きな差となります。

私は、よく「自分が受けたサービスで嬉しかったサービスを3分間で10個挙げてください」というワークをしてもらいます。

そうすると、10個書ける人と1個も書けない人がいます。

これも、どちらが付加価値の高い仕事をするかどうかはすぐに分かります。

それには、普段から接客サービスや人というものに自分の感性のアンテナを立てて、相手がして欲しいことを察する努力を日々しているかどうかで大きな違いになります。

 

3.「与えられることを望む」のではなく、「与えることができる」人財

最近の従業員は、会社に対して権利ばかりを主張している、つまり、与えられることばかりを望んでいて、顧客や仲間や会社に貢献すること、与えることをないがしろにしている従業員が多いように感じています。

権利を主張する前に、自分が、どんな貢献ができているのかを謙虚に考えて、行動できる人であることが重要です。

AIは文句も言わずに、24時間、365日働いてくれますが、権利を主張ばかりしている従業員が、とても付加価値の高い仕事をしてくれるとは思えません。

しかし、与えると言っても、そんなに凄いことをするということではなく、

「毎日、機嫌不機嫌の波が無く明るく元気で居る」

「笑顔で接して、相手の心の栄養を満たす」

「すべての出来事に感謝をして、ありがとうを伝えられる」

このような事でも、十分、与える行動です。

 

このような要素は、直接、実務と結びつかない部分もあると思いますが、必ず、付加価値を提供できる人財に成り得る人財です。

弊社では、ホスピタリティを通じて、このような人財に育成するコンテンツを提供して、付加価値の人財育成に微力ながら貢献しています。

あなたの会社の人財は、AIに台頭する人財育成をしていますか?

 

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