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成長企業の技術者が時間を使っていることとは?

2020年3月23日 商品開発 四谷剛毅 SPECIAL
SPECIAL

商品開発コンサルタント

株式会社シンプルテックプラン 代表取締役 四谷剛毅

商品開発コンサルタント。特に開発部門を持たずに売れる商品開発を実現する、独自の「デベロップレス」体制づくりに定評。いま全国の中小メーカー企業の業績躍進の新手法として、多くの企業から指導依頼が集まる注目のコンサルタント。

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「次々と出てくる顧客の要望に応えようと必死なのですが、技術が追い付いていません。ライバル企業はどんどん先に行っています。どうやったら挽回できるでしょうか?」

「まず、追いかけることをやめることですね」

「え?」

相談された経営者の方は、戸惑っています。
ですが、本当のことです。

顧客の要望が自社の実力を上回っていて対応できない。しかも、他社は既にその要望に応えられている。非常に焦る状況です。すぐに自社でもできるように技術開発を急ぎたいと思う気持ちは分かります。しかし、果たしてそれで追いつけるのでしょうか?

追いつくことができるための条件を考えてみれば、その答えは分かります。この状況で、追いつくためには、他社が追い付くまで止まっていてくれることが条件になります。言うまでもないことですが、そんなことはありません。

リードしている成長企業は常に走り続けます。そういった企業を追いかけても追いつかないどころが、むしろ、どんどん引き離されていきます。自社が追い付くスピードよりも、さらに速くもっと先に行ってしまいます。なぜなら、成長企業は、先を行くことに力を集中させているからです。

また、お客さんにとって、入手可能な企業が一社でもあれば、その技術は既に当たり前の技術です。できて当たり前になっています。できて当たり前なのですから、そんな技術を他社を追いかけてできるようになっても、それで選ばれるようにはなりません。選ばれて、収益に結びつくようになるためには、どこかで他社を超えていなければならないのです。

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では、追い越すためには、どうするべきなのでしょうか?

ライバルの先を行くためには、少なくとも、他社ができていない技術の開発に技術者の時間を集中させることです。これができて初めて、ライバルと対等に競うことができます。

「そんなことを言っても、遅れている部分はどうするのか?」
そんな声が聞こえてきそうですが、そこは、できるだけ労力をかけずに入手する策を練ることです。

既にできている技術、できることが分かっている、答えのある技術なのですから、入手方法はあるはずです。それを遅れている部分を自分たちでなんとかしようと労力を割き続ければ、ライバルとの差は開くばかりです。

先を越されたのですから、追いつくためには、そこに時間をかけない知恵が必要になるのです。

このとき、大きな障害になるのが、技術者の特性です。

技術者というのは、何でも自分でやりたがる性格をしています。遅れている部分も指摘されると自分たちでやらなければと必死にやります。その結果、ライバルが開発にかけた時間と同等以上の時間を費やしてしまいます。できたころには、ライバルはとっくに先を行っています。そのため、また、追いつくための努力をすることになります。こうして、ずっと追いかけ続ける状態になります。その結果、いつまでも収益が上向くことはありません。

ライバルに追いつき追い越すためには、技術者に対して、追いかけることに時間を使わせないことです。

御社は、自社の技術者に対して、本当にやるべきことに時間と労力をかけさせていますか?

 

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売れる商品開発を実現する社長の視点

商品開発コンサルタント

株式会社シンプルテックプラン 代表取締役

四谷剛毅

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