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「結果を厳しく求める」リーダーと「優しく協調性を求める」リーダーの成果の違い

SPECIAL

ホスピタリティビジネスコンサルタント

ザ・ホスピタリティチーム株式会社

代表取締役 

「お金になるホスピタリティビジネス」構築の専門コンサルタント。ホテルやウェディングビジネスのみならず、異業種のホスピタリティを軸とした新ビジネス立ち上げも指導。

私が様々なリーダーにお会いする中で、「結果にこだわり、結果を厳しくメンバーに求める」リーダーと、「調和を優しく求める」リーダーとに分かれます。

果たして、どちらのマネジメントが結果を導く上で効果的なのでしょうか?

私がサポートさせていただいている、複数店舗展開している企業があるのですが、各店舗に訪問して、店舗メンバー全員と定期的に研修をしていると、各店舗の店長のリーダーシップが見えてきます。

A店舗の店長は、強いリーダーシップを発揮してチームを鼓舞しながら、結果を厳しくメンバーに求めるタイプの店長です。

B店舗は、新米店長で、店長という仕事すら理解できずに「みんなが居てくれるお陰で私は店長ができている」といった優しく、どこか頼りないタイプの店長です。

この両極端の店長のマネジメントを数年見ていたところ、最初はA店舗の厳しい店長の店舗が売上目標を達成しており、B店舗の優しい店長の店舗は未達に終わっていました。

しかし、2年後に異変が起きました。

ふたりの店長のマネジメントスタイルは変わっていないにも関わらず。A店舗は思ったほど売上が伸びずに目標未達に終わり、B店舗は大きく目標をクリアするようになったのです。

何故だか分かりますか?

A店舗は、店長の強いリーダーシップで求められた結果に部下は従順に応えて最初は結果を出しましたが、言われたことしかやらない部下をつくり、部下も結果ばかりを求めるリーダーに不満を持ち始め、結果は頭打ちになりました。

一方、B店舗は、最初はメンバーも頼りないリーダーで戸惑いもありましたが、店長の優しさに「自分たちが店長を守らなければ」「私たちで、この店舗の売上を達成させなければ」と、メンバー全員が店舗運営を自分事として受け止め、使命感を持って自分の力を最大限発揮し大きな成果を出すようになりました。

これらの組織以外にも似たケースを私は何度か見てきていますが、

「結果を厳しく求めるリーダー」は、未熟な組織の時に引っ張る際には効果的ですが、メンバーの力を最大限生かせない傾向が強く、ある程度は結果を導くことができるのですが、その後に頭打ちになる傾向があります。

一方、優しさや協調性にこだわるリーダーは、メンバーを頼り、部下からの提言を受け入れて、部下がやりたいことを支援する為、メンバーは使命感を持って最大限の力を発揮する傾向があります。

高度成長期には強いリーダーシップで軍隊をつくり、統率を図ることで成果を上げられた時代でしたが、これからの時代は、時代変化が激しくお客様に第一線で触れているメンバーの叡智も結集したマネジメントが求められます。

従って、リーダーは自分の指示命令だけで結果が導けると考えずに、メンバーの力を最大限に引き出すマネジメントがヒューマンパワーと生産性が直結する接客・サービス業においては効果的なマネジメントであることを強く意識することが重要です。

あなたのリーダーシップは、

「厳しく結果を求めますか?」

それとも、

「協調性を大切にして優しさにこだわりますか?」

 

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