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成功のための絶対条件

SPECIAL

社内独立店開コンサルタント

株式会社ストアブレインコンサルティング

代表取締役 

経営コンサルタント。アパレル、小売、飲食チェーン指導などに強みを持ち、店長再生から店舗最盛へとつなげていく独自の「社内独立店開」手法を指導する専門家。
自らは店舗を持たない「販売・運営」に特化した経営スタイルに、多くの異業種経営者、店長が注目。路面店から百貨店、都心型SC、郊外型ショッピングモール…など、多様なチャネルで成果を上げ、店舗の強みを引き出す天才と称されている。

さて、今回は記念すべき200回目のコラムということで、基本に立ち返り、「成功する経営者の条件」というべきものを私なりに挙げていきたいと思います。なかなか大きく出たテーマですが、実はそう難しくないことだと私は思っています。 

早速本題に入っていきましょう。そもそも、「成功している経営者」と聞いて、皆さんどんなイメージをお持ちでしょうか。当然事業規模は大きく、年商は少なくとも数十億から数百億、社員数も百は下らず、抜群の立地に豪奢な本社ビルが建ち、経営者は運転手付き高級車で常に秘書を携え、都心に豪邸を構え、リゾート地には別荘が…というベタなイメージをお持ちの方も多いと思います。 

まあ、これはこれで成功の一つの形なのかもしれませんが、今はそこまでお金、モノの所有が成功のシンボルとはなってはいないのは皆さんご承知の通りです。 

で、今回のテーマに戻りますと、成功する経営者の条件として、一番に挙げられるのは何だと思いますか? 

…それは「成功の定義」をしていることです。当たり前ですね。はい。すいません。ただ、様々な経営者の方とお話しする機会がある中で、私が強く感じるのは、成功の定義をしている経営者はほとんどいないということです。というより、売上目標すら立てていない経営者も少なくありません。 

口では、もっと社会に貢献したい、もっと事業を拡大したい、もっと店舗を増やしたい、もっとスタッフに高い給料をあげたい、もっといい生活をしたい、もっと売り上げが欲しい、もっといい人材を獲りたい、もっといい家に住みたい、もっといい車が欲しい、もっと…と言ってはいても(心で思っていても)、大半の経営者が成功の定義として言語化していない、自分がどうなりたいのか、はっきりと言葉にしていないのです。 

要するに口だけ。すべてが中途半端。周りの価値観に振り回されっぱなしで自分がない。「人から羨ましがられること」が成功とでも思っている経営者が多いのかもしれません。こんな状態で成功などはあり得るはずもなく、結局は同じ場所を行ったり来たり…で俺はこんなことやりたい!と今夜も飲みながら大きいことを言い、次の日には忘れて惰性の仕事を続ける毎日。この状態を悪いとは言いませんが、少なくとも私は御免被りたいと思います。 

「成功の定義」というと難しく感じるかもしれませんが、まずは自分がどうなりたいのか、を言語化するだけでいいのです。言葉にして形に残す。これだけです。それを皆やっていない。非常にもったいないと思います。大仰な経営計画など最初からハードルが高すぎます。「自分がなりたい姿」からで構わないのです。社会貢献などのきれいごとも抜きにして(人に迷惑をかけるのはダメ)、思うがまま紙に書く。たったそれだけのことで、間違いなく成功に一歩近づきます。しかもほとんどの人がやっていません。ぜひ今から実行しましょう。

 

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