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指示は正確に伝わるか

SPECIAL

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス

代表取締役 

屋根の板金工事業で、完全自前受注体制を築き上げた異色の現役社長コンサルタント。稼業を継ぐも、下請けの理不尽さに憤慨。下請け脱却を目指して20年、工事業の直販体制づくりを実現。その貴重なノウハウを同業に惜しみなく公開指導する。

さて今回は、「指示は正確に伝わるか」です。

お客様から依頼の修理、リフォームが100%の弊社では、毎朝の現場打合せが、非常に重要です。

毎日変わる現場を、どう段取りして、思った通り施工させるか。

かつて毎朝、口頭でポイントや注意点を伝えて送り出していた頃、はたして、現場に見回りに行くと、自分が指示した通りに施工出来ていないということが、多発していました。

現場で職人に、どうしてこの収まりになったのか問いただすと、

「こうやれと聞きました。」

「そんなこと言っていない!」

口頭だけでは、こちらの意図を受け取り側は分かっていない、又は、間違って理解します。

また、返事をしても、忘れてしまうことが多発しました。

そこで考えました。

今度は、自分が紙に施工要領を書き記し、図と口頭で指示しました。

これなら完璧!

でも、現場に行くと、やっぱり、微妙なところの食い違いで、やり直しさせることが起きます。

人に、こちらの意図を正確確実に伝えることは、本当に難しいことですね。

こちらが懸命に書き記しても、まだ完全理解で送り出せない。

何で分からないんだろうか・・・・

 

どうしても施工精度を、社長である自分の意図通りに進めたい

なので、もう一度考え方を変えました。

現場職人との打ち合わせのやり方を変えたのです。

それは、下見を行った自分の情報(現場像、お客様との打ち合わせ記録、仕様、予算)を職人に先に説明した後、送り出される職人本人が、その施工に関しての一日の時間割、注意点、ポイント、施工スケッチなどを職人自身が書き記し、それを社長の私に説明させること。

そうすると、どうなるか。

施工する本人が書いて私に説明するわけですから、

まず、本人の理解度がわかります。

あとは、こちらの施工意図と、本人が思っている施工の差が分かります

この時点で施工ミスが未然に防げます。

さらに時間割(午前ここまで、午後ここまで)を書かせることで、無駄な動きを是正することもできます。

これを毎朝繰り返すことで、結果、職人の段取り力も鍛えられます。

「そう聞いていない。」

「言った。」

「言わない。」

など無駄な口論する前に、どうしたら、こちらの意図通りに、現場職人が動いてくれるか。

双方理解が高まる方法しくみを作る事。これが重要ですね。

指示は正確に伝わるか

あなたの工事店では、送り出した職人との打ち合わせ、上手く行っていますか?

直接受注工事を中心に工事店経営をするとき、必ず起こる問題です。

毎朝の打ち合わせに、村松がどんなフォーマットシートを使っているか知りたい方、こっそり教えますので、ご連絡ください(笑)

 

直販受注経営を知りたい、興味がある、やってみたい!

うちの会社でも実現可能なのかは、「思いたった今」こそです!

そのうち、ゆくゆくでは一生変わりません。

今年こそ、あなたがアクションを起こす番です。

 

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