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注目のコンサルタント ── デ・スーザ リッキー氏(3/4)

最短3ヶ月で、ビジネスの仕組みのデジタル化、
そして、社内にマーケティング組織を構築!
依頼殺到中の大人気コンサルタント

株式会社Marketer's Brain
代表取締役 デ・スーザ リッキー 氏

 

 

~前号からつづく

 

マーケティングは、誰にでもできる

白川◉どれくらいの期間でコンサルティングされるのですか?

デ・スーザ❖先ほど話した4つのプロセスを全10回でやり、最短3ヶ月でカタチにします。

白川◉組織づくりも含めて3ヶ月とは、随分、早いという印象を受けますね。

デ・スーザ❖弊社のコンサルティングには無駄がないからです。
 恐らく、多くの方が、マーケティングを学ぶのは大変というイメージをお持ちかと思います。もちろんマーケティング博士にでもなろうと思ったら、相当の勉強が必要でしょうが、企業に属しているマーケティング担当者が実務で成果を出すために必要な知識って、実は、ものすごく少ないんですよ。
 私のミッションは、売上に貢献するデジタルマーケティングの仕組みを社内に構築することであり、マーケティング博士を生み出すことではありません。
 だから、それっぽいマーケティング研修をやったり、実務に必要のないノウハウを教えたりといったことは、一切、やりません。
 その会社にマーケティング組織を構築するために、本当に必要なことだけを最短ルートで実施しますから、短期間で成果を出せるんだと思っています。

白川◉とはいえ、経営者の中には、デジタルはおろか、マーケティングの経験者もいないのに、本当に自社で出来るのか…と考える方も多いと思います。

デ・スーザ❖確かに、マーケティングに対して、難解なものという印象をお持ちの方は多いですよね。でも、それって、マーケティング業界がつくりだした虚構のせいなんですよ。
 マーケティングって、実は、もっと日常的なものなんです。
 例えば、お寿司屋さんに行ったら、大将が「いつも来てくれるから、一貫、サービスするよ」と言ってくれたとします。嬉しくて、また来たくなるし、口コミしたくなりますよね?これって、立派なマーケティングなんですよ。

白川◉確かに振り返ってみると、普段の生活の中にマーケティングって溢れていますね。

デ・スーザ❖過去の優秀なマーケターが残した罪は、マーケティングは難しい「学問」だというブランディングをしたことだと思っています。
 その結果、たとえば今回の話なら、解約抑止として、ヘビーユーザーに特別サービスをし、リピート率を向上させ…と、このシンプルな出来事をわざわざ小難しく考える人が激増してしまいました。
 でも、特に日本人は、普段から気を使う・空気を読むという性質が強い。マーケティングは、そもそも得意なはずなんです。本当は誰にでも「自然に出来るコミュニケーションの作法」のはずなんですよ。
 いわゆるマーケティング用語をまくしたてるマーケターやコンサルタントもいますが、基本的に私は使いません。
 「名前は横文字だけど、コンサルティングでは横文字は使いません」って、いつも言っています。ですので、経営者の方に「あなたの説明は、本当に分かりやすいですね」と言われます。それが、私のウリの一つだと思います。

 

マーケティングツールがあっても、使いこなせないという現実

白川◉では次に、現在のコンサルティングを始めようと思ったきっかけをお話いただけますか?

デ・スーザ❖起業前に、ITベンダーでマーケティング部長として在籍しておりまして、当時、マーケティング担当の方向けの外部セミナーに登壇する機会が多かったんです。
 そこで、広告効果測定ツールなど、自社のマーケティング支援サービスのPRをしつつ、マーケティング戦略論などを話していたのですが、名刺交換で行列ができるし、講演後のアンケートでも高評価なのに成約ができなくて…。なぜかなぁ?と、不思議に思っていました。
 ある時、受講されていた某企業のマーケティング役職者の方から言われたんです。
「あなたの言っていることは共感できるし、正しいと思う。でも、うちの会社では出来ない」って。
 「え、なぜですか?」と尋ねたら、「私達には知見がないし、実行できる環境も体制も無い」と言われたんです。

白川◉つまり、ツールを使いこなせないということですね。

デ・スーザ❖その通りです。非常にショックでしたね。そうか、どんなに優れたマーケティング支援ツールがあっても、それを使う人間や組織側が追いついていないと意味がないんだ、と。
 でも、よくよく考えれば、当然なんですよね。ツールって、魔法の杖ではないんです。和訳すると道具です。道具を使うためには、使う側の知識や育成も必須なわけです。
 そこで、現在のコンサルティングの大元となるマーケティング組織の構築や人員の育成・支援事業を、副業として始めました。

白川◉副業からはじめて、いつかは起業へ、と考えていたのですか?

デ・スーザ❖いえ、当初は全く考えていなかったのですが、知り合いの会社でコンサルティングをしたら、非常に評判が良くて。 次の会社をやったらまた好評で、次の会社もまたまた好評で…評判が評判を呼び、半年足らずで副業の年商が本業の年収に追いついたんです。その時、これは確実に需要があると確信しました。

白川◉それは商売としての、ですか?

デ・スーザ❖いえ、商機としての需要というより、世の中にはこんなに困っている人がいるわけで、それを助けたいと思ったんです。そして、私ならば出来るという自信もありました。
 なぜならば、デジタルマーケティングの黎明期より仕事をしてきましたので、マーケティング領域におけるミッションの組成や完遂、マーケティングの仕組みと組織の組成・拡大だけは、他の方よりも圧倒的に数をこなしてきたという自負があります。
 デジタルマーケティングの組織を作るという仕事は、むしろ私にしか出来ない生業であると感じ、独立をして、現在に至っています。

 

 

 

次号につづく

聞き手:日本コンサルティング推進機構 理事 白川 博司

 

出演者:デ・スーザリッキーのコラムがあります。

マーケティング組織づくりコンサルタント

株式会社Marketer's Brain

代表取締役 

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