トップ > コラム > 仕事で最初に決めるべきもの

仕事で最初に決めるべきもの

  成長支援部づくり 岩井徹朗 SPECIAL
岩井徹朗 SPECIAL

成長支援部づくりコンサルタント

ヒーズ株式会社 代表取締役 岩井徹朗

会社の大元となる「総務」を革新すれば、すべての事業部に影響を与え、顧客志向になり、驚くほど業績が伸びる。経営者が着手すべき、「成長支援部づくり」を指導。

仕事で最初に決めるのは期限

早いもので、今年も残り2ヵ月ちょっと。手帳の残り枚数もだんだんと少なくなってきました。仕事であれ、プライベートであれ、先の予定はいつまで埋まっているでしょうか。

今年私はある会合の幹事をやっており、参加メンバーの日程調整をして、12月で候補日を決めました。原則として全員参加にしているので、誰かが急な出張等が入って都合が悪くなると、再度調整が必要になります。その場合、忘年会から新年会に名称が変わります。

実は前回も、当初は年末だったのが、新年に変更になり、そして、最終的には春先の会合に変わりました。全部で6名の会なのですが、皆さん働き盛りの方々ばかりなので、6人が全員都合の良い日時を決めるのも一筋縄ではいかないというのが現状です。

さて、これを仕事を進めていくための条件として考えた場合はどうでしょうか。

6つの条件がすべて整わないと実行できないとなると、12月にやろうと思っていたことがあっという間に3月までずれこんでしまうということになります。

条件の中には自社が頑張ればできるものもあれば、他社の状況に左右されてしまうものもあります。このため、新商品を12月中に販売しようと計画していても、延び延びになって、3月になってもまだ新商品が売り出せないということにもなりかねません。

プライベートな会合であれば、3ヵ月ぐらい後寄せになっても大勢に影響はありません。けれども、会社の仕事の場合、たとえ1ヵ月でもずれ込むと、売上に影響し、ひいてはキャッシュフローにも影響してきます

だから、会社の仕事においては、何よりもまず決めるべきは期限です。

そして、いったん12月15日を期限と決めたら、その期限までに新商品の販売なら販売という目標を達成するために逆算して何をすべきかを見極めることが大事です。また、当初の条件が整わない場合には、別な方法でカバーするか、条件変更して間に合わせるかという決断も必要になってきます。

あるクライアントさんは、起業前から念密な事業計画を作り、ほぼそれに沿った形で課題に取組んで毎年当初の目標を着実に達成されています。でも、正直なかなかそこまでやるのはたいへんです。

であれば、何か一つ年内もしくは来年に達成すべき目標と期限を決めて、その期限までに何をすべきかを書き出すことに取組んでみましょう。

最終的な期限を決めると、その前にクリアすべき事項と期限がハッキリしてきます。そして、だんだんと遡って考えていくと、今日何をやったら良いのかが自ずと分かるはずです。

忘年会でも最初に決めるのはまず日程。日程が決まってこそ、予約できる場所も決まります。

【総務の革新】成長支援部づくりで業績を伸ばす経営視点
岩井徹朗

成長支援部づくりコンサルタント

ヒーズ株式会社代表取締役

岩井徹朗

執筆者のWebサイトはこちら https://www.heeze.co.jp/

当社の関連商品を販売しています。
月刊誌(無料)登録フォーム

×