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カウンセリングスキルを次々学ぶ人は成功できない?

SPECIAL

開業カウンセラーコンサルタント

有限会社ライフビジョン

代表 

開業カウンセラーに特化して指導する、専門コンサルタント。自らカウンセラービジネスを立ち上げ、軌道に乗せた経緯から、カウンセラーとして独立、活躍していくために最も重要なビジネス的視点と実務アドバイスを惜しみなく提供。稼げないカウンセラーが多い中、救世主的存在。

「心理療法を勉強するのが大好きなんです。次はどんなものを学んだらいいでしょうか?」 

次から次へと途切れることなく心理療法を学び続ける人がいます。

探求心が旺盛なのはいいことだと思います。 

心の仕組みを知ること、そして人を癒す技術を知ることは、とても楽しいものです。

知的好奇心が満たされるので、知識を蓄えたくなる気持ちはわかるような気がします。 

ですが、このままではカウンセラーとして開業しても上手くいきません。 

なぜなら・・・ 

《インプットだけでは何も生み出さない》

からです。 

起業する人は、お客様を見つけていかなくてはいけません。

お客様から見つけてもらわないといけない、といった方が正確かもしれません。 

見つけてもらうためには、

習得したカウンセリングスキルを伝えていく必要があります。 

最も簡単な方法は、習ったそばから人にしゃべることです。

家で家族に対してレクチャーしてみる。友人に試してみる。仕事仲間に伝えてみる。

誰かに伝えてみて、その人が癒されたり、興味を持ってくれたら成功です。

あなたは自信を持つことでしょう。

 

反対に、あまり反応がなかった。途中で話題をすり替えられた場合は失敗です。 

でも落ち込む必要はありません。

「この伝え方では上手くいかないんだな」というのがわかったことが大切なのです。

次の機会では、伝え方を工夫するでしょう。 

アウトプットする際、試行錯誤が必ず必要になります。

そうすることで、成功確率がどんどん上がっていきます。 

成功体験を積むと自信になり、失敗体験を積むと伝え方の経験値が増えます。

どちらに転んでも成長しているのです。 

すでに開業している人の話を聞くと、次のように言う人がいます。 

「この人に一生懸命伝えても、全然わかってくれない」

「ダメな人ほど、なんにもわかっていない」 

このように結論付けてしまうのは簡単です。

でも成長はありません。 

このように正攻法では伝わらない人に対しては、伝え方や伝える順番の工夫が必要になってきます。 

試行錯誤を繰り返している人は、さまざまなアイデアが浮かんでくるようになります。 

一筋縄ではいかない人がいたら、「わからない人」と結論付けるのではなく、「自分の成長を加速させてくれる人」と捉えて、いろいろと試してほしいのです。 

スキルを学ぶときの本来の目的を思い出してください。

悩みを抱える様々な人を癒していきたいと思っていたはずです。

ぜひ、インプットに偏らずに、積極的に学んだことを伝えてみてください。 

そして、伝え方のバリエーションをどんどん増やしてみてくださいね。

これができるようになると、クライアントからの深い信頼が得られるようになるのです。

 

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