人工知能に打ち勝つためには…

  ブランディング営業体制 吉澤由美子 SPECIAL
吉澤由美子 SPECIAL

ブランディング営業体制コンサルティング

H&Cブランディングマネジメント株式会社 代表取締役 吉澤由美子

中小企業のための、「ブランディング営業体制」を構築するコンサルタント。営業スタッフのみならず、全社をあげて、企業価値をしっかり守り、価格競争をせずに確実に売れていく体制づくりを指導する。


20160519

24時間休まず働いて、雇用トラブルも無く、一切文句を言わない…この上、我々人間の感情まで理解できるようになれば、もう仕事のほとんどはロボットに取られてしまうのでしょうね…」

10年~20年先の近未来、“消える職業・無くなる職業”について、あるサービス業の経営者とお話しをした時のことです。確かに、これだけすさまじい勢いでコンピューターの技術革新が進むと、これまで我々人間にしかできないと思っていた仕事も機械に取って代わられてしまうのかもしれませんね。身近なところで言えば、今まで多くの営業マンが担って来た顧客への情報提供や問題解決などの役割の多くはインターネットに取られ、ものづくりの現場においても短時間で大量生産してくれる大型機械が大活躍です。また、無人で走る自動運転車など私たちが子どもの頃に漫画で見た世界が現実のものとなってきました。

未来はどこまで進化するのか?とワクワク楽しみな反面、我々の仕事の49%を機械に取られてしまうというデータもあるなど、穏やかでない情報も耳にします。このままAIに仕事を取られるのか、それとも人間らしさで勝負するのか?運命の分かれ道をすぐそこに迎えています。果たして、人工知能VS人間の戦い…どちらに軍配が上がるのでしょうか?

日頃私達が行う「計算やデータ分析」は、そのスピードと正確さでAI の勝ち。また、「箱詰め」や「荷物の積み下ろし」などの単純作業も勿論AIの勝ち。そして、「簡単な電話案内」や「スーパーのレジ打ち」などは既にAIにのっとられつつある仕事です。

それでは、私達人間がAIに負けない領域とは何なのか?を考えてみましょう。例えば、一緒にいると幸せな気持ちになれる「コミュニケーション力」や、日頃の不便さを解消したい気持ちから生まれる「創造力」や「発想力」、また、“これは行ける!”あるいは“ちょっとヤバい”という「直感力」や、抜群の「センス」などがあります。また、予定したコースから外れる“脱線”も時として楽しめてしまう「心の器」や、突然の事態を乗り切る「突飛なアイディア」などもそうですね。これらは全てAIには計算できない“想定外”の領域です。分析の質や学習スピードを上げ、決まりきった事柄を毎回ミス無く早くすることが得意のAIであっても、想定に無い“寄り道”は我々人間だからこそ理解できる分野だと思います。

世の中は、“機械化”“自動化”が進み、何でもかんでも効率化されていきますが、私達人間の最大の特徴は、「あまのじゃく」だということを忘れてはなりません。便利になればなるほど、早く安くなればなるほど、そうでないものに憧れるひねくれ者なんです。滅多に手に入らないモノに大金を出し、なかなか思い通りにならないコトに挑戦する、そんな“モノ”や“コト”を提供できる体制をつくっていくことに我々が勝ち残っていくヒントが隠されているのです。

経営者の皆さま。早く便利な時代だからこそ、“ひと手間掛けた”付加価値戦略を考えてみませんか?我々人間には、想像を遥かに超える“火事場の馬鹿力”という奥の手があるんですよ。


【ブランディング営業】脱・お願い営業を実現する経営視点
吉澤由美子

ブランディング営業体制コンサルティング

H&Cブランディングマネジメント株式会社代表取締役

吉澤由美子

執筆者のWebサイトはこちら http://www.hc-bm.com/

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