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開発型企業を目指す社長が知っておくべき技術者の活用法とは?

  商品開発 四谷剛毅 SPECIAL
四谷剛毅 SPECIAL

商品開発コンサルタント

株式会社シンプルテックプラン 代表取締役 四谷剛毅

商品開発コンサルタント。特に開発部門を持たずに売れる商品開発を実現する、独自の「デベロップレス」体制づくりに定評。いま全国の中小メーカー企業の業績躍進の新手法として、多くの企業から指導依頼が集まる注目のコンサルタント。

当コンサルタント開催セミナーがあります。

「どうしたら中小企業が開発型企業になれるのか?」について、重要な3つのポイントを3週に渡ってお届けしています。

これまでの2回で、「企画無き開発は、暴挙」「優れた企画は、開発を不要にする」と、開発における企画の重要性をご説明してきました。

少し話しがそれますが、今回のように、意識を変えて頂くために重要ポイントをご説明したときに、極端から極端に変わるケースが経験上よくあります。

「企画」が大事という話しをすると、それまで全く企画したことが無い会社が、これからは企画だ、とばかりに、今、儲かっている、流行っている、売れている市場に目を向け、やみくもに商品を開発しようとするケースなどがそうです。
本当は、技術と市場の両方が大事で、そのことをお伝えしたいのですが、技術ばかり見ていた会社が、今度は、市場しか見なくなる。こういうことが起こります。

商品開発において、自社の技術のことを忘れて市場ばかりを見てしまっては、自分を見失い、間違いなく失敗に終わります。

このコラムを読んで頂いている、あなたには、このような間違いを起こしてほしくないので、開発を成功させるための最も重要なポイントをご説明します。

これまで ご説明してきたように、

「企画無き開発は、暴挙」

「優れた企画は、開発を不要にする」

のですが、では、優れた企画は、どうすればできるのでしょうか?
この優れた企画を作るために忘れてはいけないことが、最も重要なポイントです。

それは、、、

 

「優れた企画は、技術を知らなければできない」

 

これが、最大のポイントです。

言い換えると、「技術を熟知した製造業である、あなたの会社が、最も優れた企画ができる」ということです。

このことに、気づかれていない会社があまりにもたくさんいらっしゃいます。
企画が大事だという話しをすると、うちには企画なんて無理という「あきらめ」反応か、自分の技術を忘れて企画を外部に頼る「外部依存」反応が返ってきてしまいます。

少し考えて頂ければ、技術を熟知している技術者が商品を企画、開発し、会社を大きく成長させた、ソニーやホンダ、京セラ、日本電産など、皆さんが良くご存知の例が国内だけでもたくさんあるはずです。

これらの例は、技術者が市場の課題に目を向け、解決策を自ら企画し、それを開発して市場に提供し、成長してきたはずです。

そして、これらの企業が成長してきた時代と比べ、現代は、技術がどんどん高度化し、変化のスピードも高速化しています。間違いなく、商品のカギを握るのは技術であり、技術を知らずに優れた企画は作れません。

技術を持っているのに、「企画しない」あるいは「企画を外部に頼る」のは、あまりにももったいない行為です。

企画の作り方の話しは、セミナーやコンサルティングの中でしていますので、ここでは省略しますが、国際競争の中で長く生き残ってこられた製造業には、間違いなく優れた技術知見があります。それを使って優れた企画を作ることができます。
本来、最も技術を知っている、あなたの会社が、最も優れた企画ができるはずです。

それを、「こんな技術があるんだけど、何か作れないか、商品に使えないか?」と、企画を外部に求めるのは、あまりにももったいない。

企画の作り方などでは無く企画そのものを外部に頼る行為は、自分の会社の利益の源泉を タダで提供した上に、自社の生殺与奪権を握らせてしまうに等しい行為です。

自分達が一番知っているのだから、自分たちで企画する。
技術者が一番知っているのだから、自社の技術者に企画させる。

それが、脱下請けへの第一歩であり、最も力を引き出せる技術者の活用法です。

あなたは、商品の企画そのものを外部に頼ってはいませんか?

 

当コンサルタント開催セミナーがあります。

売れる商品開発を実現する社長の視点
四谷剛毅

商品開発コンサルタント

株式会社シンプルテックプラン代表取締役

四谷剛毅

執筆者のWebサイトはこちら http://stecplan.com/

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