2017年10月20日（金）開催 16時～20時 予約受付中

今回の基調講演は静岡大学大学院総合科学技術研究科教授の舘岡康雄先生をお招きし、先生が開発されたSHIEN学という新しい組織研究の分野についてお話をいただきます。

SHIEN学ではこれまでの「支援する側と支援される側」という上下の関係から「相手のしてほしいことをして、自分のしてもらいたいことをしてもらう」という人のつながり方をベースに新しい組織のあり方を示しています。

舘岡先生は日産自動車在籍時にゴーン社長の直属で日産ウェイを陣頭指揮して作られた方で、その経験も踏まえてSHIENという新しい経営の進め方を実践研究しておられます。

今回は日産時代の大改革がなぜ成功したかのお話も含めて激動する時代での経営の進め方についてお話をいただきます。また20世紀から21世紀への移行がどのような意味を持ち、どのような考え方で対応するべきかといった根源的なお話も興味深いところです。

私も先生のお話を伺い、SHIENにはカイゼンとの共通点が多くあることを発見しました。これからのモノづくり経営において大変に重要で有効な考え方だと思っています。

日本カイゼンプロジェクトも今回で5回目となります。参加された方々の間での交流も徐々に広まり始め、プラットフォームの形成という本来の目的も少しずつですが見えて参りました。お忙しい中とは存じますが、少しでも多くの方々との交流をいたしたく是非ともご参加くださるようお願い申し上げます。

日本カイゼンプロジェクトは、改善の実行を通じて日本をさらに良くしようという改善コンサルタントの柿内幸夫を中心とし、会員の皆様のビジネスからライフスタイルまでをも改善し、みんなでより良い人生を送れるようにすることを目的に設立した団体です。

会員の皆様のビジネスにおけるマッチングから問題・課題へのソリューションの提供、新たな技術や素材への情報提供、そしてそれらの基礎となる勉強会の開催などを行い、皆様にとって使いやすく効率的なプラットフォームとして機能することを目指します。さらには趣味を広げるためのワークショップなども企画、開催していきます。