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簡単で効果的な社内コミュニケーション法

SPECIAL

社内独立店開コンサルタント

株式会社ストアブレインコンサルティング

代表取締役 

経営コンサルタント。アパレル、小売、飲食チェーン指導などに強みを持ち、店長再生から店舗最盛へとつなげていく独自の「社内独立店開」手法を指導する専門家。
自らは店舗を持たない「販売・運営」に特化した経営スタイルに、多くの異業種経営者、店長が注目。路面店から百貨店、都心型SC、郊外型ショッピングモール…など、多様なチャネルで成果を上げ、店舗の強みを引き出す天才と称されている。

人財育成という観点において、スタッフとのコミュニケーションは非常に重要なものです。

同じような話を何回もお伝えしていますので、もう聞き飽きたという向きもあるかもしれませんが、本当に重要なことなので繰り返しお伝えします。

私が関わる店舗ビジネスでは、お客様とのコミュニケーションが何よりも大切なものであり、ビジネスのコアとなります。

お客様とのコミュニケーション力が店舗の業績を左右するといっても過言ではありません。

それと同様に、社内における上下左右のコミュニケーションも当然重要度は高く、その出来不出来の度合いによって店舗の業績が決まってしまうことは疑いようのない事実です。

それではそのコミュニケーションとは一体何なのでしょうか?

コミュニケーションの語源はラテン語の「communicare」で、その意味は「分かち合う」ことです。

今日、コミュニケーションには様々な意味がありますが、私としては語源そのままでそのものずばりといった感があります。

コミュニケーションには伝える側(発信者)と伝えられる側(受信者)が必要であり、伝える手段として言葉、表情、動作が基本的に使われます。

コミュニケーション成立の要件をごく簡単に言えば、発信者が伝えたい内容を受信者へ伝え、その伝えた情報の共有と理解がお互いにできることであり、それがさらに行動までつながることだと言えます。

そのコミュニケーションの場としては、具体的に会議、朝礼、夕礼、打ち合わせ、ミーティング、あるいは懇親会、レクリエーションなどが挙げられます。

また、しっかりとつくられた場ではなくても、普段の挨拶や社員食堂、喫煙所などでの軽い会話もコミュニケーションのうちの一つでしょう。

これら公式、非公式なものを総称して社内コミュニケーションと呼びますが、皆さんの会社ではどのような形になっているでしょうか。

コミュニケーションの公式な場をつくることは比較的容易であり、皆さんの会社でも様々なものがあると思います。

ただ公式な場をつくるのは容易なんですが、その反面、有益な内容を継続して行っていくことが非常に難しいのです。

公式なコミュニケーションの場をうまく運営していくためには、非公式なコミュニケーションが円滑に行われていることが条件だと言えます。

非公式なコミュニケーションとは先述の挨拶や休憩中の軽い会話などのことです。

ここを軽く見ている経営者の方々も多いのです。

非公式なコミュニケーションは社長から新入社員まで毎日毎時、あらゆるところで行われます。それも一つ一つは一瞬で終わることが多いですね。

その積み重ねがだんだんと会社組織の雰囲気となり、社内文化となっていきます。

もうすでに言い古されていることであり、小さなことではありますが、その中でもやはり「挨拶」は最も重要で基本的なものの一つです。

特に経営者は社内の全員と明るく挨拶をすることがコミュニケーションの第一歩です。

経営者は常に現場を訪れ、スタッフ全員に明るく挨拶、そして声をかけるようにしてください。

暗く陰気な店舗で繁盛しているところは一つもありません。

繁盛店の第一歩は間違いなくそこから始まるのです。

 

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