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信頼される一流と、買い叩かれる二流以下

SPECIAL

「一流ビジネス」感性構築コンサルタント

茶人(ちゃびと)

代表 

究極のおもてなし「茶会」をベースに、一流ビジネスに必須の「感性」を磨く指導で定評。各ビジネスの感性の根幹となる起源に迫り、本物の上質、付加価値、空間、感覚…など、高級・ハイクラス化をはかるときの様々なビジネス要素を指導。

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世の中には様々な物事が存在しますが、その多くが一流・二流・三流などとランク分けされていきます。

 たとえば食べ物で言うなら、一流の牛肉なのか、それとも二流・三流なのかといった感じです。では、仕事における一流とは何なのでしょうか。

はじめまして、茶人・小早川宗護です。私は茶道裏千家の師範として30名の直弟子を指導しつつ、茶人として多くの「茶を知らない方々」を最もハイレベルな茶会、茶事をビジネスとして展開しております。

歴史上の一流大名同士がもてなし合うことで洗練されてきた茶道の世界に生き、多くの一流と触れ続けております。

そんな目から見た、一流とそれ以外の決定的な違いについてお話するところから、私のコラムをスタートさせて頂きます。

さて、一流の定義をする前に、二流について軽く触れておきましょう。二流・三流の仕事しか出来ない人は、その多くが自分の仕事を客観的に理解出来ておりません。

むしろ、客観的で厳しい評価を顧客に求めようとしておらず、いずれの例においても中途半端に手を止めています。

売上至上主義で物事を考えたり、もしくは利益至上主義で物事を考えている場合は、腕が一流であっても二流・三流の類に入ってしまうケースもしばしば。

本当の意味で一流と呼べる仕事の基準は一体どこにあるのかを見分ける上において、実は「数字」はあまり関係無いと考えた方が良いでしょう。

もし数字が関係するとすれば、その仕事が「何年間顧客に愛されているか」と言う部分ぐらいです。売上の大きさは気にしない方が良いでしょう。

では、一流の基準が何なのか・・・

一言でまとめるなら、「歴々と続く信頼」です。つまりどれだけ長期間顧客に愛され続け、そして信頼され続けているかが最も重要だと言えます。

その評価基準の中には、後継者にしっかりと仕事を引き継がせることが出来ているか、と言う極めて厳しいものもあります。

「信頼」と言う単語を分解してみると、「人・言・束・頁(大貝)」となります。 平たく表現し直すと「人が言った事に大金(大貝)を束にして払う」となりますね。

それだけ人に信じて貰えると言うのが、どれだけ重いことなのか想像がつきますでしょうか。 そしてこれを実現出来るからこそ、はじめて一流のビジネスを実践出来ていると言えるのではないでしょうか。

二流ビジネスの場合、しばしば言われる「金の切れ目が縁の切れ目」に当てはまりますし、三流およびそれ以下のビジネスは、「安くなきゃ買われない」のです。

本物の一流になれば、べらぼうに高くてもお客様に受け入れて貰えます。 逆に二流以下は、いつ買い叩かれてもおかしくありません。

さて、あなたのビジネスはいかがでしょう、一流の仕事が出来ていると断言出来ますか? 値引きで顧客を獲得しようとしていませんか?

もしそうなら、それは二流の仕事です。

 

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