社員が主体的に目標達成していく会議のやり方

  スクールビジネス構築 小林正弥 SPECIAL
小林正弥 SPECIAL

スクールビジネス構築コンサルティング

株式会社教育スクールビジネス研究所 代表取締役 小林正弥

異色の、教育スクールビジネス専門の経営コンサルタント。独自のカリキュラムづくりからEラーニング、生徒集めの具体戦略まで、スクールビジネス構築に数多くの実績を誇る。社内の「教育の仕組みづくり」にも多くの企業が支援を仰く注目のコンサルタント。


いつも目標達成しているスクールと、そうでないスクールは「会議のやり方」が決定的に違います。

目標達成しているスクールは、PDCAサイクルが高速で回っているのです。

PDCAサイクルとは、事業活動を円滑に進めるための管理手法です。

Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善していくことができます。

PDCAサイクルを回す会議で売上倍増した学習塾

 

ひとつの例をご紹介しましょう。

学習塾A社では、これまで、仕事は忙しいのに、生徒が減少して売上が下がる、という苦しい状況にありました。

経営者がスタッフに改善を依頼しても「日々の業務が忙しくて、新規集客やプログラム開発まで手が回らない」という返事ばかり。

経営者が展開したいプロジェクトもいっこうに進みませんでした。

そこで、事業責任者とコンサルタントである私が中心となり、PDCAを高速で回す会議の仕組みを導入することになりました。

導入後、6ヶ月足らずで生徒数が順調に伸びていき、スタッフの労働環境も整備され、スクールは活気で溢れるようになったのです。

このスクールの経営者は安心して現場を離れ、次のステージに挑戦されています。

社員が主体的に目標達成していく会議のやり方

 

会議で行ったことは非常にシンプルでした。

ひと言で言えば、スタッフ一人一人が主体的に目標達成できる仕組みを取り入れたのです。

本人のやる気や意思に頼るのではなく、全員が成果を出す仕組みを取り入れたところが重要です。

会議では、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことを徹底しました。

今までは、スクール内にPlan(計画)→ Do(実行)は行う認識はあったのですが、Check(評価)→ Act(改善)については全く意識していませんでした。

そのため、行動の量も質も管理できていなかったのです。

目標とは関係のない作業まで増えてしまい、ダラダラと働くスタッフもいました。

そこで、月次会議の他に、新たに週次会議を導入し、最低週1回は、各スタッフが自分の担当するタスクが期限内に高い品質で行われているかを、全員がチェックできる仕組みを取り入れたのです。

ここでポイントになるのが、タスクを上から一方的に命令するのではなく、スタッフの主体性を大切にするという部分にあります。

スクール全体の目標達成に向けて、スタッフ自身がやるべきことを提案し、自ら期限を設定し、実行していくのです。

そのタスク自体が効果的かどうかは、事前にコンサルタントや経験者の意見を確認すべきですが、スタッフ自ら提案したタスクへの意欲は非常に高く、指示されなくても目標達成へと動き出したのです。

期限までに完了していないと、会議で恥ずかしい思いをすることになりますし、本人の意思に任せるのではなく、会議を通じて、目標達成しなければならない仕組みを導入したことによって、短期間で生徒数と売上が倍増しました。

ただし、会議の導入だけでは不十分です。

大切なことは、経営者や事業責任者自らが、目標達成にとことんこだわるということです。

その姿勢がスクール全体に伝染し、一人一人が決めたことをやり抜き、「達成するのが当たり前」という文化を醸成することができるのです。

ぜひPDCAサイクルを回す会議を取り入れ、経営者、事業責任者自らが達成にこだわることで、社員が主体的に目標達成していく組織を作り上げてください。

3つの注目ポイント

 

  • 成果の出る会議はPDCAサイクルが回っている
  • スタッフの意思に頼らず、達成する仕組みを作る
  • トップが本気になり、達成の文化が作られる

 


儲かるスクールビジネスをつくるポイント
小林正弥

スクールビジネス構築コンサルティング

株式会社教育スクールビジネス研究所代表取締役

小林正弥

執筆者のWebサイトはこちら http://schoolbiz.jp/

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