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思い込みを排除し、原理原則を見つめよう

SPECIAL

商品開発コンサルタント

株式会社シンプルテックプラン

代表取締役 

商品開発コンサルタント。特に開発部門を持たずに売れる商品開発を実現する、独自の「デベロップレス」体制づくりに定評。いま全国の中小メーカー企業の業績躍進の新手法として、多くの企業から指導依頼が集まる注目のコンサルタント。

「新しい画期的なアイデアを思いついたんですよ。ちょっと聞いてくれませんか?」
先日、ある経営者の方に声を掛けられました。

ずっと課題だったことを解決できる画期的な開発のアイデアを思い付いたとのこと。
真剣な表情をされていたので、ひとまず詳しくお聞きすることにしました。

すると、嬉しそうに、そこから30分以上もの間、ご自身のアイデアを一気に解説されました。

「どうです?すごいアイデアでしょう?」

解説が終わり、そう質問された私は、直ぐに、こう答えました。
「やめた方が良いですよ」と。

「え?」

思ってもみなかった私の返事に戸惑っておられたので、一通り、その理由を解説しました。

詳しくは書けませんが、私が「やめた方が良い」と要った理由は、ズバリ「原理・原則に反していた」からです。

一般的に、現状から抜け出そうとしたとき、思い込みや常識に思考が縛られ、なかなか抜け出せない、ということがよく起こります。
ところが、今回のように、抜け出そうとするあまり、つい原理原則を忘れ、成立しない方向に突っ走ってしまうことも、またよく起こります。

現状打破を図るとき、この思い込みと原理原則をきちんと区別することは、極めて重要なことです。

区別するためには、まず、「これが原理原則だ」というものにたどり着くまで、徹底的に現状を疑うこと。これまで信じていたことを含めて、それは原理原則と呼べるものか?思い込みでは無いか?徹底して疑い、何度も問い直すことが必要です。

そうして原理原則にたどり着いたら、そこで初めて解決策を組み立てること。決して、思い込みを残したまま、解決策を組み立ててはいけません

これは、経営においても、「原理原則」が「本質」という言葉に置き換わるだけで、同じことが言えます。

思い込みを排除し、本質を見抜くことができているか?
経営において現状から抜け出す策を考える時、常に問い続けるべきことです。

あなたは、思い込みを排除し、原理原則や本質を見つめていますか?
思い込みに縛られ、原理原則を忘れていませんか?

原理原則は決して忘れてはならず、思い込みは忘れなければならないことです。

 

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