社長が情報発信し続けることの更なるメリット―最も効率的な事業アピールの手法―  

  地方メディアの高度有効活用 海江田 博士 SPECIAL
海江田 博士 SPECIAL

地方メディアの高度有効活用コンサルティング

株式会社メディアコネクション 代表取締役 海江田 博士

広告分野における地方メディアの高度有効活用を専門とするコンサルタント。東京在住中のマーケティングビジネス経営の経験と地方企業への経営革新支援ノウハウの融合させた、独自の「儲かるための広告戦略」を開発。自らも成功実践事例として、地方メディアを舞台に展開。


前回、企業が何か新しいことを始める際のリスクについて書きました。新しいチャレンジには常にリスクがつきものというのは、昔から変わらない原理ではあります。ただ、そのリスクにあえて挑戦しなければ、何も得られないことも確かな事実です。

例えば、これまでやったことのない「情報発信」に新たに取り組むことで、それまでは受けたことのなかったような風当たりを世間から受ける、といった一定のリスクを背負う可能性は避けられません。何か新しいことを始めるというのは、常にそういったリスクを覚悟する必要があるのです。

ただ、そんな中でも「情報発信」には、他の新規取り組みと少し異なるメリットがあります。

それは、「情報発信」の内容に含まれているのです。

つまり、「情報発信」というのは「こんな新しいことに取り組んでいますよ!」とか「こんな珍しい商品がありますよ!」とかいったトピックス的なものだけを発信する訳ではないということです。「情報発信」の条件が、常に「何か新しい取り組み」「画期的な商材」「面白い出来事」等々であったならば、発信する方も疲れてしまいます。もちろん、いつもそんなコンテンツが準備できるならば、より人々の注目を集めることは可能でしょうが、こちらはプロの雑誌編集者などではないので、息切れがしてしまいます。

私が言う「情報発信」というのはそんな切り口で考える必要はありません。

これまで営々とやってきたことを伝えるだけでいいのです。

何度も言うようですが、こちらにとっては日常の仕事であり、不思議でも何でもない世界であっても、それをわかりやすく上手に伝えることで、面白い!珍しい!興味深い!と思ってくれる人はいるのです。そのことは、こちら側の事業や商品、サービスなどに対する理解に繋がり、ポジティブな意味での顧客の支持に繋がります。そういったコミュニケーションの中から新しい顧客との世界観が生まれるのです。

そういう意味では「何か新しいことに取り組む」といっても、情報発信の場合、ただそれを始めればいいだけのことであって、何か新しいものやことを0から考える或いは作り上げる、といった作業とは根本的に異なっています。

つまり、必要な努力やかかってくるリスクがそこまで大きなものではないということなのです。

既存の有形無形の企業資産をきちんと把握し形を整えて、適切な媒体を選択した上で継続的にその情報を発信していけばいい(多少の粘り強さは必要ですが・・・)のですから、新商品開発とか新規事業の立上げとかに比べればエネルギーは格段に少なくて済みます。

その割に、この試みが有効に働けば、事業の業績に貢献する効果は高いといえましょう。

逆に言えば、どんな事業においてもそれまで培ってきた資産というものはある訳ですから、これを「情報発信」という形でお伝えしないのはもったいない、ということになります。

これまで取り組んでいない企業ほど、これを行なったときの効果には期待が持てます。また、新たなリスクを危惧する必要が少ないのですから、これをやらない手はないのではないでしょうか。

「リスクへの対応」ということで2回続けて書きました。事業経営を行なう上で、もちろんリスクは少ないに越したことはありません。

しかし、リスクが全くないところに進歩がないのもまた現実です。

そのリスクが極めて低い「情報発信」という試みから新しいことを始めるというのはなかなか理にかなっていると思うのですが、いかがでしょうか。

 


企業の盛衰を決める社長のためのメディア戦略
海江田 博士

地方メディアの高度有効活用コンサルティング

株式会社メディアコネクション代表取締役

海江田 博士

執筆者のWebサイトはこちら http://mc-kaieda.com/

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