カウンセラーのための「オンオフの切り替え方」

  開業カウンセラー 矢場田勲 SPECIAL
矢場田勲 SPECIAL

開業カウンセラーコンサルティング

有限会社ライフビジョン 代表 矢場田勲

開業カウンセラーに特化して指導する、専門コンサルタント。自らカウンセラービジネスを立ち上げ、軌道に乗せた経緯から、カウンセラーとして独立、活躍していくために最も重要なビジネス的視点と実務アドバイスを惜しみなく提供。稼げないカウンセラーが多い中、救世主的存在。


「ヤバタさんは、オンとオフの切り替えはどうしていますか?」

すでに開業カウンセラーとして活躍しているKさんから、このような質問をいただきました。

会社に勤めている時のKさんは、平日働いて土日は休む、というサイクルを繰り返していました。

仕事と休みが規則的なので、自然とオンオフの切り替えができていたようです。

ところが、起業したとたん、いつもスイッチがオンの状態で、ストレスがたまっているということです。

そこで冒頭の質問を私にされたのです。

「オンオフの切り替え」をどうしているのか?

それは・・・

「オンオフを明確に切り替えていない」です。

基本的に好きな仕事をしているので、スイッチをオフにする必要がない、というのが正直なところです。

でも、明確にオンオフを切り替えない最大の理由はこれです。

プライベートのときに、仕事に役立つヒントが至る所に転がっているから。

完全にオフモードにしてしまうと、貴重なヒントに気づけないのです。

例えば、本屋さんにふらっと立ち寄った時に、「この本のタイトルは、今度の記事タイトルに応用できそう」と気づくことができます。

何気なく見ているテレビでも、「こういう伝え方をすれば、皆にわかりやすく伝えることができるんだ」と表現の方法が身についたりします。

連続ドラマを見ていると、次も見てもらうために次週の予告を入れています。そういった次への期待感を膨らませるという見せ方は、カウンセリングで私は活用しています。

このようにプライベートの過ごし方によって、仕事の能力により深みを与えることができるのです。

仕事のやり方が深まることで、プライベートの過ごし方も充実してくることを感じています。仕事とプライベートを明確に切り替えないことで、それぞれに相乗効果をもたらすのです。

ですので、ストレスがたまりそうだからということで「明確にオンオフを切り替える」という考え方は、もったいないことになります。

だから、「オンオフを切り替えなければ」と、こだわる必要はないのです。

こだわること自体がストレスになっているケースがありますので、そこは手放した方がいいでしょう。

とはいうものの、好きな仕事をしていたとしても仕事内容を細かくみていくと、ストレスがたまる内容も現実としてありますよね。

悩みが深くて重たいクライアントさんを何人も抱えていたら、プライベートでも重たい気持ちを引きずってしまうことが出てきます。

そういう場合はどうしたらいいのか?

そういう場合でも、「明確にオンオフを切り替えなきゃ」と焦っても上手くはいきません。

仮に完全にオフモードにできる人がいても、それは先ほどお伝えしたように、プライベートを仕事に活かすことができなくなります。

ですので、オンオフは切り替える意識は持たずに、仕事の時間中に「ネガティブな思いだけを振り払っておく」ようにします。

具体的には、その人をイメージしておいて、そのイメージを遠ざけるようにします。1回だけでは足りないので、何度も何度も遠ざけておきます。

心の距離が近すぎると、潜在意識は重要なことだと判断するので、ストレスがより大きいものになってしまうのです。

ですので、オンオフを完全に分けるという感覚ではなく、ストレスをもたらすものは、遠ざけておくことで、プライベートを存分に楽しむようにしています。

少しでも参考になりましたら幸いです。

 


【開業カウンセラー】
矢場田勲

開業カウンセラーコンサルティング

有限会社ライフビジョン代表

矢場田勲

執筆者のWebサイトはこちら http://www.no1-support.jp/

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