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直販化への挑戦は

  下請工事業脱却 村松利孝 SPECIAL
村松利孝 SPECIAL

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス 代表取締役 村松利孝

屋根の板金工事業で、完全自前受注体制を築き上げた異色の現役社長コンサルタント。稼業を継ぐも、下請けの理不尽さに憤慨。下請け脱却を目指して20年、工事業の直販体制づくりを実現。その貴重なノウハウを同業に惜しみなく公開指導する。

当コンサルタント開催セミナーがあります。

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 このところ、夏日が続きます。ところで今は何月だか良く分からない陽気です。冬のユニフォームは一気に夏服です。ここのところお客様からの問い合わせが急激に増え、毎日通常の3倍以上の打合せをこなしています。貴社ではいかがしょうか。商売繁盛していますか?

 さて、今回は「新規事業の挑戦は」です。

 いまから25年以上前、建築工事の一下請工事業であった弊社は、野丁場の下請工事を商社や、中規模ゼネコンから請負で毎日現場を飛び回っていました。

 忙しくはしていましたが、内容は赤字や赤字ぎりぎりの仕事ばかり。修行先から帰って、父親と一緒に仕事をしていましたが、見積をしてもNET金額から更に値引きさせられる仕事や、こちらの工程提示も無視した工程、更には施工の方法も予算重視で・・・忙しいのにストレスのたまる毎日でした。

 「もっとやりがいのある儲かる仕組みに変えられないだろうか。」毎日自問自答していました。あるきっかけで、建築板金業からの直営ビジネスモデルを知り、挑戦したのです。今の弊社の前身にあたる事業を始めたのです。

 その原資はどこから出たというと、本業の下請会社からです。売上だけは今よりありましたので、新規事業としてのその試みはスタートできたわけです。本業の下請会社に食わせてもらった時期がありました。

 やがてバブルがはじけ、下請工事が減り始めたとき、よちよち歩きの新規事業に今度は本業の下請会社が食わせてもらう逆転が起こり、そのまま下請だった弊社は直販を更に増やし現在の形へ変化しました。

 あの時決断しなかったら、あの時あきらめ撤退していたら、今の会社は維持できていませんでした。しかしながら、新規事業スタート時には、何かと先行投資が必要でした。それは出来たのは、本業にそれを出せる余力があったからです。

 いまは仕事があったり、忙しく毎日が回っているのならそれはチャンスなのです。新しい業態に変化するには時間が掛かりますし、準備も必要です。業績がある程度ある今しか出来ないのです。

 下請でうまく行っているうちにぜひ自立営業の会社に変化させましょう。そのうち、いつかでは、必ず今より業績が下がり手が打てなくなります。

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【工事業専門】直販工事受注への視点
村松利孝

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス代表取締役

村松利孝

執筆者のWebサイトはこちら http://motoukeka.com/

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