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多面的発想で自社技術を「思想」に変える

  知財・ライセンスの収益化 後藤昌彦 SPECIAL
後藤昌彦 SPECIAL

知財・ライセンスの収益化コンサルタント

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー) 代表取締役 後藤昌彦

知的財産、マーケティング、マネジメント…を融合し、ライセンスによる収益を恒常的に得る仕組を創るコンサルタント。「見えない有益資産」である知的財産を見える化し、将来、億単位の収益向上に繋がる新たな収益力を引き出す独自の仕組みづくりに定評がある。

「後藤さん、このシステムは将来AIを活用して進化させることができると思います。1年半後に公開されることを考えると、その時の技術進歩も見据えて特許に盛り込む必要があるということですね」

これは、先日打ち合わせをさせていただいた会社にて、その社長様が私におっしゃった言葉です。

その会社で展開をされようとしているビジネスモデルを何とか知財化して参入障壁を構築できないかという相談から、一度先行技術調査をした上で打ち合わせしようということで、その調査結果をもって打ち合わせをした中でおっしゃった言葉でした。

私からは、「現在行っている技術だけでなく、今後導入が可能な技術も含め広く記載した方が権利範囲は広くなり、他社参入は難しくなる」旨アドバイスさせていただきました。

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技術者の方によくありがちなのが「自分の技術に自信がありすぎるあまり、他の展開例を考えようとしない」ということです。

特許は技術「思想」なので、例えば実施形態が一つだけだと、「思想」の広がりがなく、権利範囲も限定的になってしまう可能性があります。

特にAIに関する技術やバイオ関連技術等は日進月歩ですから、今の最新技術が1年後には陳腐化している可能性は否定できません。

一方、1年後にどのような技術が生まれ、自社の事業に使えるかどうかを見極めるのは非常に難しいことですから、特許を出願する時点で考えるべきことは、

  • 他社ならどうやって回避してくるか
  • 自社のビジネスを他社の技術と融合したらどのように化けるか。

を、多面的に(=いろんな方の見方を入れて)検討し盛り込むことです。

それによって、「将来使える(=カネになる)」特許を作ることができます。

多面的発想で自社の技術を「思想」に変えてください。

 

【知財・ライセンス】会社に眠っている資産を収益化する視点
後藤昌彦

知財・ライセンスの収益化コンサルタント

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー)代表取締役

後藤昌彦

執筆者のWebサイトはこちら http://www.ipmaacurie.com/

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