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知的財産の活用も教育が必要

SPECIAL

知財・ライセンスの収益化コンサルタント

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー)

代表取締役 

知的財産、マーケティング、マネジメント…を融合し、ライセンスによる収益を恒常的に得る仕組を創るコンサルタント。「見えない有益資産」である知的財産を見える化し、将来、億単位の収益向上に繋がる新たな収益力を引き出す独自の仕組みづくりに定評がある。

「後藤さん、弊社でも幹部候補生を育成していかないといけない時期に来ていると思ってるんです。いつまでも私がいないといけない状態から脱却したいので。その育成プログラムの中に、知的財産も入れたいんですが、ご協力いただけますか?」

これは、先日訪問した会社でその社長と打ち合わせした際に、社長がおっしゃった言葉を意訳したものです。

「下請企業」から「開発型企業」に転換を図っている企業の一つですが、幹部候補生育成の一環として財務の社内セミナーをやったそうで、社員の「お金」に対する知識や意識が変わったことを実感したそうです。

私なりに教育プログラムを作成し、今後の進め方について打ち合わせをすることとなりました。

技術力はあっても、それを次の世代に承継したり、自社開発に生かせないまま時ばかり過ぎているという会社も多いと思います。

その原因の一つに、社長の次の世代の育成ができていない、育成をする体制ができていないということが挙げられると思います。

当然のことですが、会社が成長し、組織や人員が増えてくれば社長一人で全てに目を光らせることはできなくなっていきます。

会社の方針を理解し、各部門を統括し、部下を育成できる幹部が必要となってきます。

知的財産も例外ではなく、技術者や幹部の方には(教育する具体滝内容は変わりますが)開発型企業で必要な知的財産とその活用について基本的なことは理解してもらわねばなりません。

結局、会社を動かすのは人です。
知的財産の取得と活用についても、社長が権限を委譲できる人を育成する必要があることを忘れないでください。

 

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