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「仕組みを作らず人時を使えば、○○は低下します!?もっと恐ろしいのは、企業が成長しなくなります。それは店長の動きをみればわかります」

  個店力最大化 伊藤稔 SPECIAL
伊藤稔 SPECIAL

個店力最大化コンサルタント

株式会社 レイブンコンサルティング 代表取締役 伊藤稔

儲かるチェーン店をつくっていくには、時代はいま、「画一化」から「個店力最大化」へと変わっている! 多店舗展開するスケールメリットと、一店一店の魅力を強くして収益力を圧倒的に強くしていく実務とは…。

当コンサルタント開催セミナーがあります。

「先生、チラシの訴求期間の見直しで、店長の仕事の質が変わりました」

少し前からお手伝いさせていただいている とある企業の社長の一言です。

これまでは、チラシ掲載商品は、ちゃんとPOPがついてわかりやすくなっているか?1時間かけ点検するのが、店長の日課となっていました。。

今は、チラシ訴求期間を伸ばしアイテム数を絞ることで、売場が一目見てわかるようになったことから、このような点検は必要なくなりました。
代わりに毎日行っているのが、午前中の品切れ点検です。

品切れ点検では、パートナーさんが毎日の開店時に定番商品が切れている棚をチェックして、紙にプリントアウトし、店長机の上に朝11時までにセットしてくれます。
店長は、それを片手に、売場を回り、品切れている原因をつぶしていくという ひとつの仕組みとなって回っています。

どうして品切れてしまうのか?その原因は多岐に渡っています。

メーカーや問屋による品切れなのか?発注の予測違いによる、人為的ミスなのか? 倉庫やエンドにあって、定番売場に出ていない運営上の問題なのか? カット商品のフェイスが残ってしまっている棚変更遅延の問題なのか?盗難にあってしまったとか?

といった問題について向き合い、その場で担当者と確認することになります。

そもそも、品切れが起きるのは、売れているからであって、競合でも同じことが起きます。どこよりも早く、品切れが起きないように一段踏み込んだ仕組みをつくることは、それが大きな差別化になっていくことになります。

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なんといっても、定番商品がない。ということは、使い慣れた商品を求めてこられたお客様の信頼を失うことになります。

ところが企業によっては、チラシ掲載商品の売場チェックには時間をかけても、定番商品の品切れに対してはノーアクションのところが多く、それが、顧客離れを引き起こしていることに、気づいていないのです。

伊藤がなぜ、ここまで品切れにこだわるのか?

理由は簡単で、店舗で品切れしてれば、となりのコンビニエンスストアか、近くドラッグストアで買う。あるいはスマホで、アマゾンを検索して…といった、購入選択種が増えたからです。

もうひと昔前のように、定番商品が切れていたら「次の入荷まで待って買いに来てくれる」お客様はいないということです。

仮に、一日50件の定番品切れがあったとすると、年間2万件近い品切れが発生していることになります。
そのうち1割のお客様がアマゾンで検索をして買うことになるとしたら、年間2千人近い顧客を失っていたことになります。

こういった視点から、品切れ点検で日々品切れを改善させていくコトは、顧客の信用を落とさないための必須業務といえます。

人に作業から、作業に人をつけることで、人時売上は上がると申し上げていますが、まずは店長自身が、日頃やっている自分の業務に疑問をもつことが大事なことと言えます。

店長がチラシ片手に、週3回訴求されるチラシ売場の点検は、どういった目的で、どのくらいの人時がかかっているか?

冷静に考えてみればわかることですが、チラシ商品の点検は、各チーフがやっていることであり、それをご丁寧に店長がさらにチェックしている。ということです。

よく言えば予防点検ですが、悪く言えば、同じことを2人でやっている重複業務であるということです。

それを店長の日課として容認している企業が、人時生産性が上がらないのはむりもないといえるでしょう。

こう言いますと、

「チラシ商品展開場所とか陳列方法とかチェックして指導することもある」

という声が聞こえてきそうですが、

それは、事前にフロアプロモーションマップで、チーフと図上で確認をしておくことで済む話であり、誰が何と言おうと、既に陳列されている商品を、時間をかけ場所を移動させたり、陳列やり直しは、利益を生まないムダ作業に違いはありません。

会社としてこういった仕組みをつくらないまま、人に付いたまま業務を人海戦術でやろうとすれば、年次有給取得などの休みが重なるたびに、品切れなどの、顧客の信頼を落とす出来事が頻繁に起き、残業は増え、さらに苦しい状況に追い込まれることとなります。

実際にこういった非効率業務を洗い出し解決していく仕組みを使い、店長の思い込みでやっていた点検作業を、顧客満足度を維持する業務に振り替えることでいろいろな変化がおこってきます。

例えば、先のエンドに商品があって定番売場が品切れしている問題も、そういった補充工程を仕組みにして組み込むことで、顧客の信用回復はもとより、粗利が上昇し店の利益構造を大きく変えていくコトになります。

人口減で売上が上がらない中での、粗利改善は、各社にとって喉から手が出るくらい欲しい事であることに違いありません。

こうした仕組みづくりがあって、人時売上やレイバースケジュールを使わなければ、お金がかかるばかりでマイナスになるのは火を見るよりも明らかです。仕組み作りについては、セミナーにてお伝えしておりますが、

大事なことは、会社として、一貫した方向性が提示出来ていれば、だれもが基準をもって判断できるようになり、こうしたムダは無くなる。ということです。

さらに経営として将来ビジョンを設定し、仕組みをつくることで有機的に繋がり結果が変わっていくことになります。

さあ、貴社では、仕組みづくりで顧客の信頼を勝ち取っていきますか?それとも昨日までのやり方で、チラシ片手に人時生産性を落とし続けますか?

 

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【儲かるチェーン店】 個店力を最大化させて収益を伸ばす経営視点
伊藤稔

個店力最大化コンサルタント

株式会社 レイブンコンサルティング代表取締役

伊藤稔

執筆者のWebサイトはこちら http://www.ravenc.jp

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