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新製品のアイデアは社員全員から引き出せ!

SPECIAL

知財・ライセンスの収益化コンサルタント

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー)

代表取締役 

知的財産、マーケティング、マネジメント…を融合し、ライセンスによる収益を恒常的に得る仕組を創るコンサルタント。「見えない有益資産」である知的財産を見える化し、将来、億単位の収益向上に繋がる新たな収益力を引き出す独自の仕組みづくりに定評がある。

「後藤さん、今日やってもらったセミナーの内容を生かして、是非今度、当社の新製品におけるアイデア出し会議をやりたいんだけど、協力してもらえる?」

これは、先週ある会社で知的財産のセミナーをさせていただいた後に、そのセミナー参加者の上司から私に対し提案された言葉です。

私がコンサルティングをさせていただいている会社やスポットで支援をしている会社では、社内教育の一環として知的財産の取得と活用に関するセミナーをさせていただいていますが、先週はその一つとして、発明の発掘と調査をテーマに、ワーク形式でセミナーをさせていただきました。

特に、大企業の下請けで仕事をしてきた会社が自社技術を生かして新製品を開発・製造・販売する「真の製造業」に生まれ変わるには、「どのような製品を作れば売れるのか」は経営者のアイデアのみで突っ走ってしまう場合が多いように思います。

実際に現場で開発者や営業マンが手足と頭を使って、「売れる商品と何か?」を見つけ、それをどのように拡張し「使える知的財産作り」を体系的に進めていくのが重要で、これは社長一人のみではなく、携わる社員の知恵を結集して生み出さなければなりません。

アイデア出しのやり方はいろいろあります(ブレーンストーミング、KJ法などなど)が、手法よりも、「新製品開発」のフローの中にアイデア出しとその熟成を行う工程を入れ込むことが重要といえます。

前述の会社では、近々に実際の開発製品アイデア出しを行う予定です。

「真の製造業」を目指す会社では、この「社員全員の知恵を出し合う工程」を入れることを忘れないでください。

 

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