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ベトナムの高齢化と通販

SPECIAL

通信販売コンサルタント

株式会社四方事務所

代表 

通販戦略なくして事業の成長はない! 20年間にわたり、300社以上の通販立ち上げに携わってきたプロコンサルタントが、経営者のための通販視点とこれからの事業発展の重要戦略について提示。

ベトナムというと、「経済成長が著しい若い人が多い国」というイメージがあるかもしれないが、急スピードで高齢化が進んでいる国の1 つである。

ベトナムでは満60 歳以上を高齢者と定義しており、全人口に占める60 歳超えの割合は2011 年時点で、約1000 万人で9.9%、2018 年には11.9%に達しており、さらに2030 年には、17.5%、2050 年には25%の領域に達すると予測されている。

ベトナムでは、「高齢者法」(2010 年施行)により、高齢者に関する政策が包括的に制度化され、高齢者の社会活動への参加を保証するとともに、高齢者のケアと役割作りに対する社会組織や個人の関心を奨励している。

しかし、あまりにも高齢化スピードが速く、多くの困難に直面しているというのが実情だ。というのも、ベトナムの高齢化率は14%から21%への所要年数は17~20 年で、フランス(115年)、スウェーデン(85 年)、米国(69 年)、中国(26 年) などに比べると異常に短く、この高齢化スピードは、欧米や日本を含む先進国と比べて、はるかに速いのだ。

そんなベトナムでは、現在、全人口の30% (2,700 万人) が通販を利用しており、2021 年には、58%にまで拡大すると見られている。楽天とAmazonも2018 年にベトナム進出を果たし、高齢化社会と通販の成長は歩調を合わせるように拡大中だ。

超富裕層増加率世界No.1 のベトナムでは、高齢者も品質重視で安心・安全なブランドを好むことから、まさにジャパン・ブランドに優位性がある。

日本のメーカー企業は、世界に先駆けて超高齢化社会に突入した日本市場での経験値を武器に、高級・高品質を志向する富裕層が顕在化するベトナム市場に果敢にチャレンジしていこう。

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