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「社長の信頼するキャディとは」

SPECIAL

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス

代表取締役 

屋根の板金工事業で、完全自前受注体制を築き上げた異色の現役社長コンサルタント。稼業を継ぐも、下請けの理不尽さに憤慨。下請け脱却を目指して20年、工事業の直販体制づくりを実現。その貴重なノウハウを同業に惜しみなく公開指導する。

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ほんとに7月なのかと思うほど涼しく過ごせたのはほんの数日でしたね。連日急激な猛暑が復活して来ました。やはり夏は巡ってくるものですね。暑中お見舞い申し上げます。お盆休みまでもう少し!商売繁盛していますか。

さて、今回は、「社長の信頼するキャディとは」です。

弊社では、年度末が7月なので、現在次期の経営指針の見直し、刷新作業に入っています。9月には毎年経営指針発表会を開催し、取引のある銀行さん、税理士さんに同席いただいき開催しています。ですのでお盆休みには指針書の経営計画を考え作るのが恒例になっています。ビジネスホテルにカンヅメになり考えを計画する年もあります。今期の反省、出来なかったことの原因や打開策など考えるわけですが、20年前も現在もひとつだけ変わらないことがあります。それは、専門工事で直販し経営を安定させるということです

もともとの始まりは、仕事が激減し下請のままなら行き詰まる事態を打破したい思いでさまざまなことに挑戦してきた結果であるのですが、私には私のことを深く理解し、どんなときでもバックアップしてくれる専務(妻)がいてくれたこと。このことがおそらく一番の成功要因だったと思っています。

社長はもちろん全ての責任を決定するのですが、選んだ選択が青信号なのか黄色なのか赤信号なのか確認することが出来ないことが社長にはついて回ります。その時社長のやり方の是非を意見してくれる専務がいたから、大きく失敗することなく(潰れない程度は多々ありましたが)今期までこれたのかなと思います。

下請工事会社は経営規模が小さいことが多いので、舵取りを誤れば即倒産に繋がります。社長の方針はほとんど100%業績に影響します。これから下請工事業脱却を目指す、その比率を高めたい工事会社の社長さんには、ぜひ、社内外に意見を聞いてもらえるメンター的な協力者を作ってください。

零細ならきっと奥さんでしょうし、後継者なら同じ方向向いて協力してくれる専務や常務が絶対必要だと思います。一人では出来ないことも二人ならきっと乗り越えられる、業態変化を実現できるのです。

不安を勇気に変え、会社を変えていく力のルーツは、社長と信頼できる協力者です。消費税駆け込みの後慌てないために、今こそ直販を重視し自力で売上を創る会社へ変化する実務を開始しましょう。

 

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