決断のスピードを上げる言語化能力 | 日本コンサルティング推進機構

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決断のスピードを上げる言語化能力

SPECIAL

マインドシェアNo.1ブランドコンサルタント

株式会社アトリオン

代表取締役 

国連が提唱する「持続可能な開発目標」SDGsのフレームワークを活用し、顧客にも社員からも永く愛される「マインドシェアNo.1ブランド」確立のための社内体制を構築する。会社の哲学、商品・サービスの優位性を明確にし、社員の意欲を引き出して、顧客のファン化を後押しするスペシャリスト。顧客と社員の双方の満足を循環させるES-CSチェーンを土台に、競合との圧倒的な差別化をはかり、会社のステージを上げたい企業から絶大な支持を集めている。

これから起業をしようという方たちのお悩みです。

ある程度の社会人経験はあるし、社会のニーズもなんとなくわかっている。だから、あれもやりたいし、これもできそう。でも決め手が見つからなくて、どれにも決められない。誰にも相談できないので、言葉にならない堂々巡りが続き、結局、一歩も行動に移せないというパターンです。

飲食店とかネールサロンとか業種は決まっているという人でも、「どこが他と違うの?」と問われると、「はて?」と。きっと潜在的には考えているのですが、改めて問われると言葉にならない、つまり言語化されていないのです。 

頭ではもやもや考えているのだけど、言葉になっていないので、他人に伝わらない。へたをすると、自分でももやもやの理由や実体がわからないので、対処する方法が見つからず、いつまでも同じ状態にとどまっている。

こんな経験、皆さんにはないでしょうか。

何か物事を起こそうというときに「言語化」するということはとても大切です。

社内外に対して影響力のある社長はたいがい「言語化」の才に長けていて、自分の、そして会社の向かうべき方向性をわかりやすい言葉で表現し、伝えています。 

そしてこういった大切なメッセージは「顧客にいちばんに選んでもらえる会社」とか「業界の常識を超える」とかいって抽象的な表現を含んでいるため、「今日8時からミーティング」とか「工場で不良品が発生した」とかいった具体的かつ現実的なメッセージよりも、理解してもらうのが難しい。しかも大方の人は1回聞いただけでは理解できないので、表現を変え、具体的な例を交えて、何度も繰り返して伝える必要があります。

では、起業家や社長が、想いや理念を言語化するメリットは何でしょうか。

①当人の心が決まる。

不確定要素はあるけれど、とりあえずその方向に進む決断ができます。言語化をして周囲に伝えることを恐れる人の多くは、「一旦言ってしまったら言い直しはできない」と思っています。ところが、これだけ物事の変化が激しい昨今では、ある時点の決断が未来永劫正しいとは限らないのです。

②周囲の賛同や意見を得やすい。

起業家であれば、起業プランに対する意見や感想がもらえます。社員を巻き込みたいと考える社長であれば、その意図を伝え、社員の反応を計ることができます。「賛同はいいが否定的な意見をもらうのはちょっと…」と、フィードバックを恐れる方がいるとしたら、ここはマインドセットを変えて、くぐりぬけましょう。たとえ相手に悪意があると感じたとしても、その悪意を覆すほどの盛大な感謝で迎え撃つのです。 

③とりあえず前進できる。

言語化によって方向性が示されれば、とりあえずその方向に進む方便が立ちます。情報やアイデアが集まってきて、行動が促進されます。

頭の中がもやもやして、いつまでも次の手が打てない方は、一度もやもやを言語に置き換えて目の前に置いてみることをお勧めします。

もやもやには、ポジティブなもやもや、ネガティブなもやもや、その中間のもやもやと色々あります。一旦目の前に置かれれば、それをどのように料理すればよいかも見えてきます。ぜひ、一緒に考えましょう。

 

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