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「うちの商品をどう売ればいい?」

SPECIAL

圧倒的黒字・事業再生コンサルタント

ノーススターパートナーズ株式会社

代表取締役 

事業再生のスペシャリスト。コンサルティング歴28年、350件以上の事業再生を実現させてきたコンサルタント。企業に黒字基調をつくりだす体質づくりを指導。

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よく聞かれることがあります。

「うちの商品はどう売ればもっと売れますか?」

 私はこう答えます。

「そう考えると売れないと思いますよ」

 こういうこともよく聞かれます。

「うちは○○の会社ですが、(例えば、婦人服のアパレルメーカーですが)、もっと売上を増やすためにはどうすればいいですか?」

 先ほどと同じです。

「その考えでは無理です。売れないと思います」

フォーカスしていることが違うのです。

このように考えている間は、売上を伸ばすヒントも、アイデアも、戦略も、おそらく何も生まれません。

なぜ、売上が伸ばすことができないのか?

どうすれば売上を伸ばすことができるのか?

詳しいことは、各方面で開催をしている

「売上メソッドコンサルティングセミナー」でも話をしておりますが、ここでは身近な例で考えてみたいと思います。

 

ある美容室があります。スタイリストも見た感じ良さそうな人たちで、技術もありそうです。あなたがこの美容室の経営者だとして、売上を伸ばしたいと思ったとき、何を考えますか?

  • チラシを配る
  • 折り込みチラシをいれる
  • 今、来店してくれているお客様に紹介をお願いする
  • 周りの家にポスティングをする
  • 技術を上げる
  • お客様の喜ぶサービス、例えばマッサージなどを行う

 

これら以外にも、いろいろ思いつくかもわかりません。

このようなことを実行することで、ひょっとすると一時的には売上が上がるかもわかりませんね。

でも、どれを行っても売上を伸ばし続けることはできないと思いませんか。

こういう発想はよくあることです。

何も美容院に限ったことではないです。

OEMメーカーであっても、小売店でも、飲食店でも、卸売業でも。

どのような業種でも思いつくことにそれほど大差ないと思います。

「自分の商品をどう売ればいいか?」
 「アパレルメーカ-として、商品をどう売れば売上は伸びるのか?」

これらは全て、「何を売るか」を考えています。

自分の「商品」にフォーカスしているのです。

わかりますか?

商品は入れ替わり、新しいモノが生まれてきます。

何を売るかではなく、「誰に」売るかが大事なのです。最も重要なのです。

商品をどう売ろうと考えている間は、何も生まれないし、何も思いつきません。

しかも、商品が売れているのではなく、商品で生みだされる結果や理由が売れているのです。

「独立したかったから、生命保険の販売員を取って仕事を始めた」
 「ペットが好きなので、ペットショップを始めた」

多くの人は、自分の「したい」という理由に基づいて判断し実行しています。

「いい商品が仕入れられるので、それを仕入れて販売を始めた」

しかし、顧客やマーケットには何にも関係ありません。

「私は、好きでペットショップを始めました。なので、私から買ってください」

あなたはこう言われだけで、そのペットショップからかわいい犬や猫を購入するでしょうか?

しませんよね。

あなたの個人的理由は、マーケットや顧客に何の関係もなく、少しの理解も示してはくれないのです。

商品はあくまでも顧客獲得のツールなのです。

マーケットを中心におくこと。

顧客を中心におくこと。

「誰に」にフォーカスするのです。

マーケットは、顧客は、何を欲しているのかを考えるのです。

もう一度、美容室の例で考えてみましょう。

さきほど、美容室の売上を伸ばしたいと考えたとき、次のようなことを考えるかもと言いました。 

  • チラシを配る
  • 折り込みチラシをいれる
  • 今、来店してくれているお客様に紹介をお願いする
  • 周りの家にポスティングをする
  • 技術を上げる
  • お客様の喜ぶサービス、例えばマッサージなどを行う

これらはどれも「誰に」ということにフォーカスしていません

どのようにして売上を上げるかという「方法」にフォーカスしています。

この考え方もダメです。

売上を伸ばすことはできません。

「誰に」ということにフォーカスした場合 

  1. 来てくれる女性全てを顧客にと考えるのではなく、
  2. 「抜け毛が多い女性」
  3. 「髪の毛が傷んでいて、ダメージヘアの女性」

と考えると、カットやカラーを提供する普通の美容室ではなく、抜け毛が多い女性には頭皮をマッサージし、トリートメントする技術を提供し、また、ダメージヘアの女性は髪の毛を元気にし、つやのある髪の毛を作り上げるトリートメントを提供できるかもわかりません。

そして、このサービスや技術が他の美容室よりも少しでもいいと評価されるとすると、普通の美容室よりも高い顧客単価が見込める可能性もあります。

「全ての人に向けた言葉は誰にも届かない」のです

「誰に」「何を」「どのようにして」提供するのか

まず、最初に考えなければいけないことは「誰に」ということ。

そして、この3つを全て「合わせる」こと。

バラバラではいけません。

 

✓あなたは、顧客やマーケットにフォーカスして、ビジネスを進めていますか?

  

次は9月4日の東京セミナーでお話しをすることになるのですが、

あなたの会社の売上を伸ばし続けるための戦略をマーケティングという観点から考える必要があります。

 

✓顧客やマーケットにフォーカスする方法

✓マーケット、メッセージ、メディアの3つで売るを作る

✓あなたの顧客は誰が連れてくるのか、それは今後も続くのか?

✓あなたは経営者としての最も重要な仕事をしていない!

✓ミニ・コングロマリット理論

✓需要と供給のバランスを変える

✓顧客へのマーケティングメッセージ(顧客獲得のための売り文句)の作り方

✓あなたはかかりつけ医になるのか、心臓外科医になるのか、あるいは何も考えていないのか

✓全ての人に向けた言葉は誰にも響かない

✓「なぜ、あなたから買わなければいけないのか?」の答えを持っているか

✓あなたの会社の本当の強みを見つける方法

✓再春館製薬が行っているマーケティングシステム

✓システムのないマーケティングは、成り行きまかせのマーケティング

✓FEBE

✓あなたの会社のマーケティングシステムを作る

✓A/Bテスト

✓ニッチリッチを実践する

✓売上の方程式とレバレッジ

✓売上を最大化する4つの要素

✓2ステップセールス       etc

 

 

本当にあなたの会社の売上を伸ばし続けるために最も重要なモノ。

残念ながら、これを見つけることができた人と見つけられるのに見つけなかった人の差は埋めることができないくらい大きな差になります。

しかし、この差は、見つけられなかった人にはおそらくずっと感じることのない、わからないままです。

見つけた人だけが見つけなかった人との違いを実感でき、そのあとに成果を経験できるからです。

あなたの会社が4カ月後に過去最高の売上を更新する方法、見つけてますか?

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