オンラインで優れたコンサルティングを活用する!

事業所から4キロ

SPECIAL

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス

代表取締役 

屋根の板金工事業で、完全自前受注体制を築き上げた異色の現役社長コンサルタント。稼業を継ぐも、下請けの理不尽さに憤慨。下請け脱却を目指して20年、工事業の直販体制づくりを実現。その貴重なノウハウを同業に惜しみなく公開指導する。

さて今回は、「事業所から4キロ」です。

前回に引き続き、面談した方からのお話です。

この工事店代表は、これまで現場まで片道1時間以上かけて移動し、そこから工事施工し、後片付けしてまた1時間かけて帰ってくる。

そんな毎日を送っていて、下請施工単価は遠くても安い。当然交通費なんてものもまったく出してもらえない。

下請だから当たり前だと思っていたが、40代後半になって、体力的にきつくなってきた。

そんな中で、私の拙書をSNSで知り、現場まで毎日10分で到着する内容に驚かれて、面談を申し込んだとの事。

どうして10分で行ける現場が、毎日成り立つのか疑問だったようで、少しお話をしました。

事業所から10分で行けるとなると、道の混み具合にもよりますが、おおよそ直線距離で、4キロ圏内。

これなら車で早くて5分、多少渋滞でも15分もあれば、うちの現場は到着してしまいます。

あとは工事施工の時間をたっぷり取ることが出来ますし、なにか忘れ物があっても、途中で事業所に戻って加工物して、その日のうちに取付出来ます。

移動時間をほぼ気にせず工事が出来るので、早出とか残業ってありません。

あんまり現場が近いと、早く着きすぎますから、お施主さんが困るので毎朝8:20まで発進せず、より細かい打ち合わせや工場内環境整備をしています。

そんなことをお伝えしていると、こんな質問をされます。

毎日そんな近い現場ばかりって、どうしてですか?

その答えは、元々、その半径4キロ圏内にしか、自社のPRをしていないからです。

新聞の折込広告は、この範囲にしか入らない。

なので、当然この範囲からしか、お問合せが来ない。

結果、決まってくる案件は近い物件ばかりになります。

次に、こう質問もされます。

「でも、そんな近くだけで、毎日仕事が成り立つのか?

確かに、1回2回広告を打ったところで、問い合わせ電話は、ほぼありません。

当然工事になんてつながりません。

疑問も当然かと思います。

でも、それが4回5回となると、だんだん認知されますから、初めて電話が鳴るようになります。

もちろん広告内容に大きく影響されますが。

注意する点は、一度に広域にドーンと広告を打つこと。

当然かかる費用も大きくなりますから次が続きません。

さらに広域での対応になると、遠いですから、現地調査も段取りも、そして施工ロスも今と変わりません。

更に言えば、人もお金も豊富な経営規模の大きな他社には、ちいさな専門工事事業所は、そもそも太刀打ちできない。

同じ工事の勝負になりますから、電話が鳴っても、毎回、相見積もりの当て馬になります。

それより、事業所から近接する範囲に限定し何度も何度も広告を打つ方が、結果、その狭い地域内の事業所知名度が上がり、次の引き合い、工事につながるのです。

長い目で見たら、移動時間の少ない効率の良い現場が近接地域にじわじわ増えだします。

事業所から4キロ

移動時間10分、現場早出残業0の毎日。

それってイイなあ、そう思ったら、まずは考え方を正しく理解して、次に、遠回りにならない方法を正しく知って、実際、自分でやってみる。

あきらめず繰り返しすることで、あなたの事業所で再現することは本当に可能なんです。

移動時間の長い、体力勝負の下請工事店経営

あなたは今後、何歳まで続けられますか。

 

1年で「脱下請」するしくみの実務を知りたい、興味がある、やってみたい!

うちの会社でも実現可能なのかは、「思いたった今!」こそです。

そのうち、ゆくゆくでは一生変わりません。

もう、あなたがアクションを起こす番です。

コラムの更新をお知らせします!

コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。