相手のタイプによって共感ポイントを変えると、成果も驚くほど変わる
こんにちは、矢場田つとむです。
先日、田中祐一さんが主催する、プロダクトローンチ講座(以下PL講座)で勉強会をさせていただく機会がありました。
私はPL講座4期(現在11期)を受講することで、初めて安心安定カウンセラー起業という講座を開催することができるようになったんです。
それまでは、10年以上1対1のセッションしか経験してなかったので、自分のビジネスにとって大きな転換期となりました。
その後、おかげさまで安心安定カウンセラー起業は1期から5期まで順調に成長しているのですが、今回のPL講座での勉強会テーマとして、安心安定カウンセラー起業がどのように成長していったか、どんな施策をしたのかをお伝えさせていただきました。
今回のコラムでは、その勉強会でもお話させていただいた講座運営の秘訣についてお伝えしていきます。
講座をまだやられていない方であっても、1対1のセッションにおいても大いに役立てることができますので最後までお付き合いくださいね。
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4つのタイプを
講座運営で活用する
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人のタイプをザックリ分けると4タイプに分かれます。
①人情タイプ
②勝負タイプ
③分析タイプ
④美学タイプ
この4つ。
どのタイプが多いかで、講座の雰囲気(カラー)が決まります。
そうすると、講師として何に力を注ぐべきか、どうやって受講生を導いたらいいか、それも決まってきます。
簡単に4タイプを説明するのであなたも遊び感覚でやってくださいね。
まずはあなた自身のタイプを知ること。
そして、あなたとクライアント。
あるいは、あなたとパートナー(ご家族)のタイプを知ると様々な場面で活用できます。
※こういった性格の分類分けは数多くあるので、 好きなものを採用すればいいと思います。
1)人情タイプの特徴は、
- 情に厚くてノリがいい
- 褒められたい、認められたい
- ムードメーカー
- 敗北しても誰かに慰められたら回復が早い
有名人では、オリエンタルラジオの藤森さん、小林幸子さん、長嶋茂雄さん。
2)勝負タイプの特徴は、
- 負けず嫌い
- 他人と比べて自分は勝っているか気になる
- 真面目で頑張り屋さん
有名人では、オリエンタルラジオの中田敦彦さん、ホリエモン、島耕作
3)分析タイプの特徴は、
- 情に流されない
- 客観視が得意
- 物事の仕組みを理解、発見することが楽しい
- 勝負に負けても、なぜ負けたか理由がわかれば気がすむ
有名人では、ひろゆき、小室哲哉さん
4)美学タイプの特徴は、
- 世間的な成功には興味なく、自分なりの基準や理想像がある
- 理想に近づくと幸せだが、近づけないと、イライラしたり落ち込む
- お金にあまり興味がない
有名人では、松本人志さん、宮崎駿さん、王貞治さん、イチロー、ブラックジャック、中島みゆきさん
いかがでしょうか。
あなたに当てはまるタイプはありましたか?
どのタイプなのか迷う方もいると思います。
というのも一人の人間の中には、それぞれのタイプが含まれているからです。
矢場田の場合は、分析、勝負、美学、人情の順になりますが、一番多い要素は分析タイプだということです。
完璧を求めず気楽にやってみてくださいね。
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講師のタイプと
受講生のタイプは一緒?
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安心安定カウンセラー起業の受講生はと言うと、
私の同じタイプかと思いきや
実は全く違うタイプが集まってきます。
美学40%、人情30%、分析20%、勝負10%
ザックリですがこんな感じです。
(矢場田は分析→勝負→美学→人情)
これは、カウンセラーという職業的なものやプロモーションのコンセプトによっても集まる人たちのタイプが変わってきます。
安心安定カウンセラー起業では、美学や人情タイプが多くて、勝負や分析タイプは少ないです。
美学と人情タイプだけで7割を占めます。
運営側としては、受講生さんのこだわりをじっくりお聴きしたり、気持ちに寄り添うことが大事になります。
一方、起業家に必要な要素である勝負や分析タイプが少ないです。。
「なにくそ!あいつに(世間に、自分に)負けたくない、やってやろう!」
という起業当初に必要なエネルギー源が足りないのです。
さらに、広告の数値を見る、毎月の支出額等、現状をシビアに分析するのが苦手な人が多いです。
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苦手な部分は
仕組みで補う
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なので、私の講座では、起業しやすいようにWEBサイト作成や広告の数値や運用方法について、かなりのところまでサポートしています。
そうすることで、講座の仕組みとして成果が出やすいように設計されているのです。
割合として少ないとは言え、勝負、分析タイプの受講生さんもいます。
その人には、負けず嫌いな部分を刺激したり(勝負タイプ)、ライバルを研究したりするように(分析タイプ)個別でアドバイスするようにしています。
要は、同じタイプ同士の場合は、そのままの自分で接することで共感が得られます。
異なるタイプの場合は、意識して相手のタイプに合わせてから、少しずつ成果が出るように導いていきます。
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カウンセリングで使うと
クライアントの成果が変わる
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いまカウンセラーをやっている人は、クライアントのタイプ分けをするといいでしょう。
傾聴共感を学んだ人も、相手のタイプによって寄り添い方が違ってくるのがわかるはずです。
「みんな自分のことをわかってくれないんです」という言葉にしても、タイプによって全く意味あいが違うということを。
気持ちに寄り添ってほしいのか、
こだわりを理解してほしいのか、
分析を聴いてほしいのか、
他者と比べて落ち込んでいることをわかってほしいのか。
このように寄り添うポイントが違ってくるのです。
また、その後の導くポイントも違ってきます。
タイプによって柔軟に使い分けることで、より信頼関係を築けるようになります。
いかがでしたでしょうか?
ザックリとでもいいので、まずは自分のタイプを知る。
そして、相手のタイプを探ってください。
これだけでも講座運営が今までよりスムーズになったり、クライアントの信頼が厚くなったりしますよ。
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