第21号:高収益・高賃金事業を実現していく販売会議のポイント

「シライ先生、営業指導の甲斐あって多少売れるようになってきました。けれど、どう考えても営業1人当たり5000万円の粗利目標には届かない状態です。」 高額な専門品を扱う小売業A社長は、そうご発言なさりながら、営業会議の資料をお持ちされました。そこには、向こう1年程度の注残、...

「シライ先生、営業指導の甲斐あって多少売れるようになってきました。けれど、どう考えても営業1人当たり5000万円の粗利目標には届かない状態です。」 高額な専門品を扱う小売業A社長は、そうご発言なさりながら、営業会議の資料をお持ちされました。そこには、向こう1年程度の注残、...

ある80億円企業の役員であるMさんは、50代の部下2名の扱いに困り果てていました。Mさん自身も50代ではありましたが、部下2人はさらに5歳以上年上で、現場の経験もMさんより長く、支店の運営に関しては熟知しているはずでした。 しかし、Mさんが指示を出しても、思うように物事が...

前回のコラムで、ラスベガスで年頭に開催されたテックショー「CES」のざっくりした概要を述べましたが、今回も引き続きその話題です。前回コラムでも、私は「ARグラス」に注目していろいろとみてきました。「ARグラス」を全体でぼやっと捉えてしまうと、どんな価値があるのか、特に産業...

「遅いという事は致命的なんです」 セミナー後に、ある社長がおっしゃいました。 「それは言い過ぎでは?」という方もいらっしゃるでしょうか。 しかしこれは盛った発言ではありません。 たとえば、身近な家庭の出費で考えてみますと、ひと月にかかっていた...

茹でガエルの様に目の前にある危機に気が付かず、気がついたときには挽回に相当な労力を要する、または手遅れになってしまっているという事態は誰しも避けたいものです。 その様な状況に陥ってしまう思考の一つに”横並びに満足してしまっている”ということがあります。 現実のプロジェ...

どんな社長でも、会社を経営している立場であれば、常にお金の心配をしているものです。ところが、多くの社長が資金繰りの悩みを抱えているにもかかわらず、根本的な課題解決ができないまま、目の前の仕事に追われているのが現状です。 自覚症状のある社長さんからは、「売上は増えているのに...

関東地方で言えば、東京ビッグサイトとか幕張メッセは非常に有名で、その規模も日本最大級です。そして地域的なブランド力もあるため、多くの企業が展示会に出展します。 展示会にはそれぞれテーマがあって、機械とか食品とか、ギフト、住宅、アミューズメントなどなど、様々な...

先日、沖縄県今帰仁村に行ってきました。ご存じの方も多いと思いますが、USJ、西武園ゆうえんち、丸亀製麺を再生させた敏腕マーケターが手掛けるテーマパークが、7月25日にオープンします。今、現地はどのようになっているのか気になり、建設中の施設周辺を見に行ってきました。 このプ...

「最近、どうも売上の伸びが鈍化してきていて、何をしても思うように成果が出ないんです。新規顧客の獲得にも力を入れてみましたが、成果が一時的に出てもすぐに元に戻ってしまう。どこに問題があるのかすら分からない状況です…」 これは、当社のセミナーに参加された小売業の経営者からの切...

他社とのアライアンス構築を進めるためには、両社内の意思統一や実施事項の共有など、通常のビジネス以上に信頼構築を意識することが有効です 「不確定要素が多すぎて、相手方と実のある対話ができていないんです」 これは、当社がいまご支援しているある企業のアライアンス責任者からの言葉...