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知的財産は本当に特殊か?~社長、知的財産を引っ張り出して!

SPECIAL

知財・ライセンスの収益化コンサルタント

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー)

代表取締役 

知的財産、マーケティング、マネジメント…を融合し、ライセンスによる収益を恒常的に得る仕組を創るコンサルタント。「見えない有益資産」である知的財産を見える化し、将来、億単位の収益向上に繋がる新たな収益力を引き出す独自の仕組みづくりに定評がある。

プレゼンテーション1

「知的財産関係のお仕事をされているんですね。今まで、こういう方と出会ったことがありませんでした。企業様から相談されても、誰に言えばいいのかわからなくて・・・」

これは、昨日とある交流会にて名刺交換させていただいた方から頂いた言葉です。

いろんな職業の方が参加されている交流会でしたが、改めて、知的財産の世界は特殊であり一般に認知されている業界ではないのかなと感じました。

最近考えていることですが、「知的財産基本法」が制定され、知的財産戦略の策定とアクションが大事と言われてから10年以上が経過しています。それにもかかわらず、個人のみならず一般企業においても知的財産の重要性を認識し、必要な知的財産を取得し、経営に活用するという意識はいまだ低いように感じます。

これにはいろんな理由があると思いますが、特に

  • 知的財産は目に見えず、また「見える化」も進んでいない。
  • 「見える化」ができていないから、社内或いは個人であっても全体の中の知的財産の位置付けがわかっていない。
  • 知的財産を扱う部門や人も、外への発信が不十分で、いわゆる「タコツボ」に入った状態になっている。
  • 「タコツボ」に入っているから、外からは何をしているのかわからない。

 

という状態が絡み合って、「見えない」状況がさらに見えなくなり悪循環に陥っているのです。

この状態を脱するには、何よりも知的財産の「見える化」が必要ですが、それと同時に、経営者が知的財産を扱う人(社内、社外問わず)に対し知的財産についての発信を積極的に促すことも非常に重要です。

経営者自身が、「俺は経営で手一杯だから知的財産にまで手が回らない」とか、「知的財産は専門的だし、取得できれば十分」と考えているうちは、自社のみならず、日本の企業全てにおいて何も変わりません。

これまで、このコラムでも異口同音に何回も言っていることですが、あえてもう一度、言葉を変えて言おうと思います。

社長、知的財産を表に引っ張り出してください!

この意義、皆様なりに一度お考えください。

 

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