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第28号:伝え方で大きく変わる、商品の伝え方のポイント

SPECIAL

ミッションマーケティングコンサルタント

株式会社サンアスト

代表取締役 

これまで500社以上の支援から編み出した、顧客満足と収益の最大化を、同時に実現していく独自の手法「ミッションマーケティング」の創始者。飲食店、ホテル、住宅関連、サービス業、学習教育企業…など、お客様思考がなかなか利益につながらずに悩む経営者に、収益をもたらし大きな成長を実現させるコンサルタントとして評価が高い。

日本コンサルティング推進機構

飲食店さんは「自社の強みは美味しさです」とおっしゃる方が多いですが、実は、美味しさというのはとても伝わりにくく曖昧な言葉なのです。なぜなら、美味しさというのは十人十色で、今やどこのお店の商品もおいしいので、美味しさとはお客様の好みなのです。

売れている商品は、お客様に商品価値が伝わってる商品です。重要なのは独りよがりな商品のこだわりよりも、どんな人たちのために何にこだわっているのかということであり、こだわる理由が大切なのです。

素材に対するこだわりや、調理法によるこだわりなどを伝えているお店はたくさんありますが、これも今ではどこの店でもやっていて、もはやそれでは伝わりません。「何のために、何にこだわっているか」ということを消費者に伝えることが大切なのです。

たとえば、小さな子供が来店するお店では、希少性のある食材にこだわるより、安全性のある食材にこだわる方が消費者としては価値を感じます。毎日、食べて頂きたい食パンであれば、高級素材にこだわることより、飽きないための素材に対するこだわりを伝えることが大切になります。

消費者が求めているのは、誰にでもただ良いだけの商品ではないです。良い商品はネットを検索すればいくらでも出てくるのです。しかし選択肢が多すぎて、消費者は自分に何が合うのか、何を選択したら良いのかが分からなくなっています。消費者は自分に最適な商品を探しているのです。

そのためにも、まずはあなたのお店の商品は誰に評価されたいのかを明確にしておきましょう。

 

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