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「資金が回ってこそ安泰経営」

  下請工事業脱却 村松利孝 SPECIAL
村松利孝 SPECIAL

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス 代表取締役 村松利孝

屋根の板金工事業で、完全自前受注体制を築き上げた異色の現役社長コンサルタント。稼業を継ぐも、下請けの理不尽さに憤慨。下請け脱却を目指して20年、工事業の直販体制づくりを実現。その貴重なノウハウを同業に惜しみなく公開指導する。

当コンサルタント開催セミナーがあります。

2015-10-24 15.49.47

梅雨に入りました。

住宅屋根専門の弊社は、毎年この時期は雨で、工事が遅れるので困ります。でもお客様からのお問い合わせは増えるので、忙しくなります。あなたの専門工事は天候に影響されますか?降っても、照っても商売繁盛していますか?

さて、今回は、

「資金が回ってこそ、安泰経営。」です。

私の会社は、経理をしているのは、専務でもある妻が管理しています。

今から20年以上前、弊社は100%下請工事会社でした。私の仕事は、元請との打ち合わせ、段取り、工事手配が中心だった。いわゆる「外」の仕事。そして工事を完了して請求までの「売上」は私の仕事でした。

一方、専務の妻は、工事後の材料費、外注費、そして給料や、会社経費を一手に受け持ち、「支払い処理」をする「内」の仕事。

先代の景気の良かった時代は、それこそイケイケどんどんの売上で、多少のことは何でもなく過ぎていったようでしたが、景気が悪くなり、私が社長になったころからは売上減少、更に、支払いの増加で毎月の支払日に会社に現金があるか無いかで、本当によく喧嘩になりました。

 「これだけ売上があるのに、なんで現金が足りなくなるんだろう。」とか、

 「一年頑張っても、決算してみたら赤字だった。」とか、

経営自体が分からない、ただの職人でした。

弊社の元請化は、そんな経営環境を何とか脱却したいと強く思ったことからでした。

毎月資金繰りに苦労掛けている妻を楽にさせたいとの思いからです。

そして経営の安定を目指した元請化への業態変化に挑戦しました。

いろんな失敗を重ねて、それでも何とか元請に頼らず自社直販100%の元請になった後も、実は、当初望んだ「安泰な経営」は手に入らなかったのです。

「今月の売上なんでこんなに少ないの!」

「支払日に現金が足らない!」

「どうすんの!」

いつも繰り返される喧嘩は、決まって会社のお金の事。それ以外では、とても仲の良い夫婦なのに。

実際、人に相談出来ないお金の悩み。妻には大変な思いをずっと、させ続けていました。「外」の仕事ももちろん大事ですが、それを支える「内」の仕事をどう、うまく改善していくか。その答えを見つけていくことが直販元請化した後も試行錯誤したところだったのです。

「安泰経営」とは、支払いに窮することなく、その会社にあった規模の適切な売上、利益を確保していくこととだと思うのです。お金の流れを止めずにいつもスムーズに流れるようにすることまで組み込んだ元請化でなければ、意味がない。無理な売上拡大、事業展開など、苦労が増えるだけです。

ですから、弊社のやり方を真似してほしいのです。中小、零細の専門工事会社だって、間違えず、マスターしてしまえば、売上の多い少ないではなく、元請化が進み、会社資金が安定していきます。その会社、その会社の身の丈に合った規模の経営改善が可能なんです。

あなたの経営パートナーを幸せにする直販化の仕組みです。

あっ、今ですか?あれだけ多かった仕事上の喧嘩は、ほとんどありませんよ。

夫婦仲良し、これが一番いいことですから。

 

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【工事業専門】直販工事受注への視点
村松利孝

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス代表取締役

村松利孝

執筆者のWebサイトはこちら http://motoukeka.com/

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