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メルマガと会った時のギャップを埋めるには!?

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開業カウンセラーコンサルタント

有限会社ライフビジョン

代表 

開業カウンセラーに特化して指導する、専門コンサルタント。自らカウンセラービジネスを立ち上げ、軌道に乗せた経緯から、カウンセラーとして独立、活躍していくために最も重要なビジネス的視点と実務アドバイスを惜しみなく提供。稼げないカウンセラーが多い中、救世主的存在。

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「ヤバタさんって、フツウの人なんですね」

拙著(プロカウンセラー開業バイブル)とメルマガを読み込んでいた方に、先日、お会いした時に言われた言葉です。

「あっ、いい意味で、ですよ」と慌ててフォローされました。

どうやら文章を読んでいた時と、実際に話をした時とのギャップがあったようです。

元々どういった印象を持っていたかを訊ねてみたら、「正直、もっと怖い人かもしれないと思っていたんです」と言われました。

どの部分で怖い印象を持ったのか、さらに突っ込んで聞いてみたところ、

「今まで自己流でやってきたのですが、ヤバタさんの文章を読むと、私の間違いを鋭く指摘されているようで、ショックを受けていたのです」という答えが返ってきました。

さて、この会話のやり取りで、とても大切なことがあります。この部分をしっかりおさえておくことで、今後のメルマガやホームページの記事の精度が高まってきます。

さて、大切なこととは何か?

それは、『ギャップを感じた理由』です。今回のケースでは、「怖い人かも」から「フツウの人」というギャップがありました。こういったギャップはどうしても起こるものですが、ギャップを感じた理由が大切なのです。

あなたもカウンセリングの現場で、初回セッション後にクライアントに質問してみるといいでしょう。

メルマガやホームページで、どういう印象を持っていたか。

話をしてみて、今はどういう印象を持っているか、

そして、ギャップがあったとしたら、特にどの部分にギャップがあったのか、理由を聞くようにしてください。

ギャップの理由によっては、今後の文章を大幅に見直す必要があるからです。

今回の私のケースでは、怖い理由として「鋭い指摘」ということでした。もともと、専門家として認識してもらうことが目的でしたので、このギャップは、問題視しなくてもいいレベルです。

これが単純に「怖い人、きつい人、冷たい人」という印象だったなら、文章の見直しが必要でした。多くの見込み客を逃している可能性が高いからです。

人は、多面性を持っているのが当たり前ですから、当然「怖い」以外の別の面を持っているわけです。

私であれば、温厚と言われたり、面白いことを考えるのが好きだったり、人見知りだったり、相手が眠たくなるくらいおだやかな口調だったり、起業家としてはテンションが低い方がったり、パソコンを2時間続けると頭痛がしたりと、怖い部分以外にも色々な面があるわけです。

そういった色々な面を持っているという人間性が伝わると、ネガティブなギャップはなくなってきます。

特にカウンセラーは、最初のクライアントとの接点は文章であるケースが多いです。ホームページ、ブログ、本といったツールは違いますが文章で出会うという点で共通しています。

文章は、表情やしぐさが見えません。口調や声のトーンもわかりません。実際に会って話すことと比べて、相手に伝わる情報量が圧倒的に少ないわけです。

読み手の価値観やその時の心境によって、大きく受け取り方が変わってしまうので、細心の注意を払って文章を書く必要があるのです。

ところで、「一度会ってしまえば、すぐに信用されてリピートに繋げる自信があります」と言う人がいます。会えば文章以外の人柄や雰囲気が伝わります。文章より信用度が上がるのは、当たり前です。会って好感度が下がるようだと、それは致命的ですから。

「一度会ってしまえば…」と言う人は、集客が上手くいっていない人です。裏を返せば、初回のカウンセリングに予約してもらえないので、安定して売上を上げられていないということです。

それをクリアするためには、ギャップを埋めていく文章を書くことが大切になってきます。さて、ギャップを埋めていくためには、何をしたらいいのでしょうか?

それは・・・

文章を読んだ相手に「どんな気持ちを持ってもらいたいか」を意識して文章を書くことです。

例えば読者に「知らなかった!」「そうだったのかぁ」という気づきを与えたいのか、「この人もこんな失敗があったのか」といった共感してもらいたいのか、どんな気持ちを持ってもらいたいか、しっかり意識しましょう。

感情が動かないと、人は行動しません。メルマガやブログの読者は増えてきたのに、問い合わせも予約も連絡が全然ないという場合は、相手の気持ちを先に定めておきましょう。

読み手をどんな気持ちにさせたいか、先に決めて文章を書くだけで、一気に文章力が上がります。

 

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